中学地理「日本の林業の特色」

シェアする

スポンサーリンク

中学地理「日本の林業の特色」についてまとめています。林業の全体像と各地の特色をまとめています。

日本の林業の特色

日本は、国土の約3分の2が森林におおわれ、冷帯(亜寒帯)から亜熱帯林まで、さまざまな樹木が生い茂ります。森林には、水をたくわることや、がけくずれを防ぐことのほか、二酸化炭素を吸収して酸素を作り出す重要な働きもあります。さらに、野生生物のすみかや人々の保養地としても重要です。

日本の森林のうち、すぎやひのきなどが植林された人工林は全体の約6割をしめます。天然林では、青森ひば、秋田すぎ、木曽ひのきが三大美林として名高いです。

スポンサーリンク

最近の林業

日本で使う木材は、大半を輸入材に頼っており、近年世界では、伐採による森林の減少が問題になっていることから、輸出国は丸太の輸出を禁止するなどの輸出制限を強めています。

課題として、林業に従事する人は減少を続け、高齢化が進んでいます。

森林のはたらき

  1. 洪水を防ぎます。
  2. 農業・生活用水を蓄えます(自然の中のダム)。
  3. 川に養分を送って海の魚を育てる。
  4. 地球温暖化を防ぐ。

などの働きがあります。

近畿の林業

環境に配慮した近畿地方の農林水産業となっています。紀伊山地の林業は、良質の吉野すぎや尾鷲ひのきが育ちますが、外国材との競争で価格が低迷しています。また、林業技術者の減少と高齢化が進んでいます。

東北地方

森と海の関係では、牡蠣の養殖が盛んな宮城県気仙沼湾では、山の養分を多く含んだ水が海へ流れ込んで、牡蠣がよく育つようにするため、植林を進めてきました。

鉱産資源の再利用…銅の鉱山として栄えた秋田県小坂町では不要になった携帯電話パソコンなどから、精錬(せいれん)の技術を生かして金やレアメタル(希少金属)を取り出すなど、資源リサイクル事業を行っています。

北海道地方

豊かな自然があり、知床半島には手付かずの自然が残っています。世界自然登録され、自然環境の保護と観光の両立が課題となっています。

  • 文化遺産…明治時代以降の開拓の歴史がのこります。
  • 観光行事…「さっぱろ雪まつり」などの冬のイベントが各地で行われます。
  • 海外から観光客…新千歳空港には、台湾、韓国、香港などから多くの観光客が訪れています。

あわせて確認

スポンサーリンク

シェアする