【中学地理】中国・四国地方の要点まとめ

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中学地理「中国・四国地方」についてまとめています。中国・四国地方に関して、気候、交通網、工業、農業などについてふれています。それでは、中学地理「中国・四国地方」です。

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中国・四国地方の概要

中国地方・四国地方(中学地理)
中国・四国の地域区分においては、中国山地の北側を山陰、瀬戸内海沿岸、瀬戸内、中国山地の南側を南四国といいます。

文化財や史跡が多く、「神話の里」とも言われています。

  • 出雲大社…米子自動車道などを利用して、訪れるすごく増えています。
  • 石見銀山…世界遺産に登録され、浜田自動車などを利用する県外からの観光客が増加しています。
  • 城下町…松江市・萩市などで歴史的な町並みを保存です。
  • たたら製鉄…伝統的な製鉄法で日本刀を製造。
  • 山口県のアンテナショップ…下関のふぐ、伝統工芸品の萩焼など販売しています。東京から山口県へ戻って生活する人を支援しています。

中国・四国地方気候
山陰は、積雪が多いです。瀬戸内は降水量が少なく、農業にため池を利用しています。南四国は温暖で雨が多いです。

四国地方の交通

本州四国連絡橋があります。
本州四国連絡橋

  • 児島(岡山県)から坂出(香川県)ルート(瀬戸大橋)
  • 神戸から鳴門ルート(明石海峡大橋)
  • 尾道から今治ルート

が開通しています。移動距離が短縮され、本州・四国の間で通勤・通学が増加しています。一方で、地元の商店で買い物する人が減った地域もあります。フェリーの便は、廃止が続き、島の交通が不便になっています。

瀬戸大橋、明石海峡大橋が開通する前では、本州と四国間の移動をフェリーによるものが多かったです。開通後はフェリーによる移動が大幅に減りました。橋を利用して移動する人の数が増えました。

本州四国連絡橋の影響により、本州と四国を行き来する人の数は増えましたが、フェリーの利用者が大幅に減りました。

陸上交通として、中国自動車道、山陽自動車道、山陽新幹線などが、九州地方と近畿地方と結んでいます。

広島市
交通の拠点で、城下町として発展。第二次世界大戦で原子爆弾による被害を受けています。現在は国際平和都市です。

  • 世界遺産…原爆ドーム(広島市)、厳島神社(廿日市市)など

中国地方の工業

古くからの工業では、製塩業、綿織物工業、造船業などがありました。現代では、臨海型の工業地域では、1960年代以降、海岸を埋め立てて工場が進出し、瀬戸内工業地域が形成されました。

大型船で原料・製品を輸送する鉄鋼業・石油化学工業などの重化学工業が発達しています。倉敷市水島、周南市、岩国市などに石油化学コンビナートが成立しています。

高速道路の開通
中国自動車道や南北を結ぶ高速道路が開通しています。

  • 工業団地…中国山地の山間部の高速道路沿いに電気機械工業や食品工業などの工業が進出。
  • 流通センター…高速道路のインターチェンジ近くに作られる。

中国・四国地方の農業

高知平野でのかつての農業は、温暖な気候のもと、米の二期作が行われていました。野菜は、船・鉄道を使って大阪へ出荷していました。現在の農業は、なす・ピーマンなどの秋から冬にかけて、ビニールハウスで作る促成栽培が中心となりました。長距離フェリーやトラックに大阪だけでなく東京や新潟までも出荷できるようになりました。

  • 農地間の競争…野菜の品種を増やしたり、市場の情報を集めたり、農薬を減らして、安全性を高めるなどの対策をとっています。

鳥取砂丘では、スプリンクラーなどによるかんがいで、らっきょう・スイカなどの栽培が発達しました。緑化の技術は、世界の砂漠化対策として利用されています。

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