【中学理科】自然環境の調査と自然災害の要点まとめノート

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中3理科「自然環境の調査と自然災害・環境問題」についてまとめています。自然環境の調査と自然災害について、あらゆる自然の調査、自然災害、自然のめぐみなどにふれています。それでは、中3理科「自然環境の調査と自然災害・環境問題」です。

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身近な自然環境の調査

川や湖沼のよごれ、地表のようす、タンポポの分布、地球の温暖化についての調査の仕方についてです。

川や湖沼のよごれの程度の調査

水生生物を集め、種類と個体数を記録します。ザリガニやヒロタカゲロウがいれば、きれいな水であり、サカマキガイ、セスジユスリカ、エラミミズなどがいればたいへんきたない水などとわかります。

地表のようすの調査

地表がコンクリート、アスファルト、建物などでおおわれている場所と土や砂利の場所の面積を調べ、地表の状態がどのくたい改変されているか判定します。

タンポポの分布の調査

在来種(昔から日本にあった種類)と外来種(ほかの地域からもちこまれ、その場所に定着した生物)の分布状態を調べる。

地球温暖化についての調査

温室効果ガスである二酸化炭素の増加によって、地球の平均気温が上昇するのではないかと考えられています。地球の平均気温の上昇によってどんな影響が生じるかを調べる。

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自然の災害

気象がもたらす災害として台風、豪雨、洪水、土砂災害と地震や火山噴火の災害などがあります。

台風による災害

7月から10月にかけて日本付近にやってきます。台風の強風は、家屋などを破壊したり、農作物に大きな被害を与えます。また、大雨を降らせ、洪水など大災害をもたらすこともあります。

豪雨、洪水、土砂災害

  • 台風や温帯低気圧は、短時間に多量の雨(豪雨)を降らせることがあり、洪水をおこします。
  • 大雨で傾斜地が多量の水をふくむと地盤がゆるみ、土砂崩れなどの土砂災害になることがあります。
  • 梅雨の末期には、梅雨前線が活発に活動して豪雨になりやすく、洪水や土砂災害が発生しやすくなります。

そのほかの災害

雨不足になる干ばつ、異常高温、異常低温、落雷、竜巻、大雨(豪雪)、雪崩など。

火山の災害

噴火によって、岩石や火山灰をふきだしたり、火砕流を起こして大きな被害をもたらすことがあります。降り積もった火山灰が原因になって土石流が起こることもあります。

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地震災害

地震によりさまざまな災害が発生する。震度の大きいところではゆれが激しく、大きな被害が生じることが多い。

建物の倒壊

地震により建物が倒壊することがある。震 度6強以上では木造の家屋が倒壊することがある。木造2階建ての建物は1階部分がつぶれるような倒壊のしかたが多い。

地割れ・がけくずれ

震度5弱以上になると,地震によ りがけくずれが発生したり地割れが生じたりすることがある。

建物の中

震度5弱以上になると、窓ガラスが割れたり、食器棚の食器が落ちて割れるなど建物の中も危険な状態になる。本棚がたおれたりすることもあるので注意が必要である。

津波

地震にともない海底で隆起や沈降が起こると、津波が発生することがある。津波は震央が海にあり、震源が比較的浅い場合に発生する。

  1. 地震発生後数分から、場合によっては20時間以上たってから津波がくる場合もある。
  2. 第2波、第3波とおし寄せてくる場合もある。
  3. 海が引いてからどっとおし寄せてくる場合もある。

津波の危険性があるときは、一刻もはやく海からはなれた高いところに避難する必要がある。

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自然のめぐみ

命をはぐくむ惑星・地球です。地球と太陽の距離は液体の水が存在するのにちょうどよいです。海水などのはたらきによって生物が存在しやすい環境になっていることやオゾン層が有害な紫外線を吸収していることなど、いろいろな要因によって、地球は太陽系の中で生命が存在するただ1つの惑星となっています。

太陽エネルギーと変化に富む豊かな自然

中緯度にある日本列島は、四季の変化に富み、観光産業、文化・芸術のせかいに生かされています。また、農林・水産資源にめぐまれています。

火山のめぐみ

火山灰は、ミネラル成分に富んだ土壌となって、作物の栽培に役立ってきました。また文化は変化に富む景色を生み出し、マグマの熱は温泉のもとになっています。

環境問題

  • 地球温暖化…地球の気温が少しずつ上昇しています。大気中に放出された物質の中の二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が原因と考えられます。
  • 酸性雨…化石燃料の燃焼で生じた硫黄酸化物や窒素酸化物が雨に溶けて生じ、森林や湖の生物などに被害を与えています。
  • 光化学スモッグ…窒素酸化物が太陽の紫外線を受けて化学反応を起こし、目やのどなどを強く刺激する物質をつくります。
  • オゾン層の破壊…エアコンなどにふくまれていたフロンがオゾン層を破壊し、オゾン層がうすくなると、生物に有害な紫外線が地表に降り注ぐ量が増加します。

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