【中学地理】雨温図の見方と日本の気候の特徴

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高校入試対策社会「日本の気候と雨温図の見方」についてまとめています。日本の気候と雨温図の見方に関して、日本の各地の気候の特徴と雨温図にふれています。それでは、高校入試対策社会「日本の気候と雨温図の見方」です。

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雨温図の読み取り方

雨温図は、気温と降水量を表すグラフのこと。気温は折れ線グラフ、降水量は棒グラフで表されています。右のメモリが降水量、左のメモリが気温を表します。たとえば、一年間の平均気温は30℃であまり気温の変化がなく、一年中雨が多いなど読み取れます。

雨温図の例

日本の雨温図

  • 那覇は、冬でも温暖なのが特徴で、南西諸島に位置します。
  • 浜松は、夏に高温多雨となるのが特徴で、太平洋岸に位置します。
  • 秋田は、冬に降水量の多いのが特徴で、日本海側に位置します。
  • 札幌は、年間の降水量が少なく、冬に特に低温になるのが特徴。
  • 松本は、年間の降水量が少なく、2月ごとの平均気温が低くなる中央高地に位置します。
  • 高松は、年間の降水量が少なく、冬でも温和な瀬戸内に位置します。
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日本の気候の特徴

日本の気候の特色は、温帯の気候で四季の変化がはっきりしています。また、梅雨・台風・冬の雪により降水量が多いです。

日本の気候区分

  • 北海道の気候は冬は寒く夏も涼しいです。
  • 日本海側の気候は、北西の季節風の影響で雪が多いです。
  • 太平洋側の気候は冬は晴れの日、夏は降水量が多いです。
  • 内陸の気候は、夏と冬、昼と夜の気温差が大きいです。
  • 瀬戸内の気候は、年中温暖で降水量が少ないです。
  • 南西諸島の気候は冬でも温暖で雨が多いです。

九州地方の気候

暖流の黒潮(日本海流)・対馬海流の影響で冬でも温暖です。梅雨や台風による雨が多く、集中豪雨による自然災害が起きやすいです。

中国・四国地方の気候

山陰は、積雪が多いです。瀬戸内は降水量が少なく、農業にため池を利用しています。南四国は温暖で雨が多いです。

近畿地方の気候

北部は、北西の季節風の影響で、雪が多く、南部は、黒潮の影響で温暖となっています。

中部地方の気候

中央高地は冬の寒さが厳しく、降水量は一年を通して少ないです。北陸は、北西の季節風の影響で雪が多く、太平洋側の東海は、冬でも温暖です。

関東地方の気候

関東地方の地形は、日本最大の平野である関東平野が広がります。台地は火山灰が積もってできた関東ロームに覆われて、低地は利根川など川沿いに広がります。気候は、太平洋側の気候に属します。

東北地方の気候

日本海側では冬の湿った季節風は雪をもたらします。太平洋側では夏にやませという北関東風が吹くと気温が低い曇りの日が続きます。

北海道地方の気候

亜寒帯冷帯に属し、夏は涼しく冬は寒さが厳しいです。西部は、冬に雪が多く、夏の気温はやや高いです。東部で冬は雪が少ないですが、寒さが厳しくなって、夏も気温が低いです。

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