【中学理科】電解質と非電解質

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今回は、電解質と非電解質についてです。~化と名前がつくものが、電解質であるとおさえておくと覚えやすいでしょう。

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電解質と非電解質のポイント

電解質と非電解質は、水に溶かしたとき、電流が流れるか流れないかで区別します。

■ 電解質
水に溶かしたとき、その水溶液に、電流が流れる物質のことを電解質といいます。水に溶かさない状態のときには、電流は流れない。

  • <例>食塩(塩化ナトリウム)、塩化水素、水酸化ナトリウム、塩化銅など

■ 非電解質
水に溶かしても、その水溶液に電流が流れない物質を非電解質と言います。

  • <例>砂糖(ショ糖)、エタノール、ブドウ糖など

電解質と非電解質を調べる実験

電解質と非電解質を調べる実験では、精製水(純粋な水)の入ったビーカーをいくつか用意して、そのビーカーに、調べたいそれぞれ物質を入れて、豆電球と電球を使って行われます。この実験では、豆電球が点灯することで、電流が流れたことを確認します。また、1つの水溶液を調べたあと、次の水溶液を調べる際には、電極を精製水で洗う必要がありますが、これは、前に調べた水溶液によって、結果が変わらないようにするためです。

電解質と非電解質の練習問題

次の問いに答えなさい。

(1)水溶液にしたときに電気を通す物質をすべて選んで記号で答えよ。
(a) 蒸留水 (b)食塩 (c)砂糖 (d)塩化銅 (e)水酸化ナトリウム (f)エタノール

(2)水溶液にしたときに電気を通す物質のことを何というか。

(3)水に溶かしても、その水溶液に電流が流れない物質を何というか。

<電解質と非電解質の練習問題の解答>
(1)b、 d、 e
(2)電解質
(3)非電解質

以上が、【中3理科】電解質と非電解質となります。すごく簡単ですが、その電解質となる物質の名称、非電解質となる物質の名称はしっかり区別しておぼえておきましょう。ラクをしたい人は、非電解質は「砂糖、エタノール、デンプン」と覚え、それ以外は、電解質と割り切って覚えてもいいでしょう。

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