中学社会「日本の伝統」要点まとめノート

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「日本の伝統」についてまとめています。

伝統工業

伝統工業とは、むかしからその土地に伝わる技術や材料を生かした、ほとんど手づくりの工業。

  • 手づくり…古くからの技術を使って、一つひとつ手づくりでつくる。
  • 伝統的な原材料…むかしながらの天然の材料。
  • 各地域の特産物…各地の気候や土地の条件を生かした製品は、それぞれ特産物となっている。
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伝統工業の製品

  • 焼き物(陶磁器) …茶わん・皿・湯のみなど。
  • 塗り物(漆器)…おわん・おばん・はしなど。
  • 織物…着物・帯・ネクタイなど。
  • そめ物…糸や織物に色やもようをつける。
  • 文ぼう具…和紙・筆・すみ・すずり・そろばんなど。
  • その他…鉄びん・包丁などの金属製品, たんすなどの木工品, 仏だん・仏具。

伝統工業の新しい動き

現在は、大量生産の工業製品がでまわり、使い捨ての時代になっているが、いっぽうで、生活用品にもうるおいを求める気持ちが強まり、手づくりの製品が見直されている。国は、1974年に「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」を定め、伝統的工芸品の指定をして、伝統的工芸品をアピールしている。

いろいろな問題

  • 伝統工業は、規模が小さく、生産量も少ないので、大量生産をする大工場の製品におされがちである。
  • 都市の大工場にくらべて、労働条件が悪いことが多く、とくに若い人の働き手が少ない。
    技術を身につけるまでには、大変な努力と訓練、年月が必要なので、技術をもった後継者(あとつぎ)が育ちにくい。
  • 生糸やうるしなど、原材料品の国内生産が少なくなり、輸入にたよっている。
  • 新しい動きでは、研修所をつくって、後継者(あとつぎ)を育てたり、新しいデザインや販売方法のくふうをしたりしている。

伝統文化

伝統文化とは 長い歴史の中でつちかわれ、受けつがれてきた文化をいいます。

漢字は中国から朝鮮半島を経て日本に伝えられ、それをもとに平仮名や片仮名が平安時代につくられました。このように日本人は、大陸文化を取り入れながら、それを消化して日本の精神風土に合ったものに変え、固有の文化を形成してきました。

専門家にになわれてきた伝統芸能

演劇(能、狂言、歌舞伎、人形浄瑠璃)、日本舞踊、邦楽、茶道や華道、工芸などさまざまな分野で日本独自の芸能が形成され、受けつがれてきました。

生活文化

日常生活の場で、広く庶民によって受けつがれてきたのが、衣食住の風俗や慣習、年中行事、冠婚葬祭などの生活文化です。今日の神社に絵馬を奉納して願い事をしたり、桜の季節に花見をしたりする風習も、そのルーツは奈良時代にあるといわれています。

日本人の自然観や価値観・心情

これらも日本の風土の中で形成さ れた伝統文化といえます。

  • 自然観…日本独特の文芸である和歌には花鳥風月がうたわれ、俳句には、季語(四季にちなんだ言葉)を読みこむことが必要とされてきました。こうした日本人の自然に対する豊かな感受性は、四季の移り変わりにおもむきのある風土の中で養われた伝統文化といってよいでしょう。
  • 価値観・心情…感謝の気持ちをあらわす「おかげさまで」という言葉には、天地や神のような自分を包んでくれる何か大きなものに対する感謝の気持ちがこめられています。また、ものの価値が生かしきれず無駄になっているのを惜しみ嘆く「もったいない」という言葉には、存在するいっさいのものにいつくしみや成謝の念を持っててきた古き日本人の心情が流れています。このような言葉にこめられた価値観や心情も日本の伝統文化です。

伝統文化の保存

法律の制定による文化財の保存・活用、地域の文化財の継承活動

国・地方の文化財保護政策

国は、文化財保護法などの法律を制定して、日本の伝統文化の保護と活用をはかっています。各地方でも文化財保護条例などにより、積極的に地域の文化財の保存や継承に努めています。

文化財の活用

伝統文化が広く人々に伝わり理解されるように、国・地方公共団体などが所有する文化財の公開が進められてきました。最近では、文化財の魅力をまちづくりや観光の分野にどのように生かしていくかが課題となっています。

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