【中1数学】度数分布表の読み取り方|基本のポイントと練習問題でテスト対策!

度数分布表アイキャッチ画像 中1数学
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「度数分布表」は、中1数学のデータの単元で最初に学ぶ重要な内容です。テストでもよく出題されるテーマでありながら、階級・度数・相対度数など、最初は少し戸惑いやすい部分でもあります。この記事では、度数分布表の基本的な作り方・読み取り方のコツをわかりやすく解説し、理解を深めるための練習問題もあわせて紹介します。苦手な人もこの記事でしっかり対策しておきましょう!

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度数分布

まずは、度数分布表についてです。資料を整理したときの1つ1つの区間を階級といいます。たとえば、15m以上20m未満などの区間それ全体です。各階級に入る資料の個数を、その階級の度数といいます。たとえば、15m以上20m未満などの区間に4人いれば、度数は4ということになります。このように、階級に応じて、度数を整理した表のことを度数分布表といいます。

ヒストグラム

階級の幅を横、度数をたてとする長方形を並べて、度数の分布を表したグラフです。

度数分布多角形

ヒストグラムで、1つ1つの長方形の上辺の中点を、順に線分で結んだグラフです。気をつけたいのは、度数0の階級があるものと考え、両端では、線分を横軸までのばします(0メモリまでのばす)

相対度数

各階級の度数の全体に対する割合を、その階級の相対度数と言います。

相対度数=各階級の度数÷度数の合計 (各階級の度数/度数の合計)
相対度数は、ふつう、小数で表し、割り切れないときは、小数第2位まで求めます(つまり、小数第3位を四捨五入。)また、相対度数に100をかけたものが割合であり、%となる。(例)相対度数0.25=0.25×100=25%

度数分布表の練習問題

下の表は、あるクラスの身長を調べてまとめたものです。次の問いに答えなさい。
度数分布表練習問題

(1)155cm未満の人が何人か求めなさい。
(2)165cm以上170cm未満の階級の相対度数を求めよ。
(3)165cm以上170cm未満の人は、全体の何%か求めなさい。
(4)身長から高い方から数えて、10番目の人は、どの階級に入っているか答えよ。
(5)この表の階級の幅を求めよ。

度数分布表の解答

(1)9人
(2)0.1
(3)10%
(4)155cm以上160cm未満の階級
(5)5cm

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