江戸時代の政治についての練習問題
次の3つの資料を読んで、あとの問いに答えなさい。
【資料1】田沼意次は、a商工業者の力を利用して幕府の財政を立て直そうとした。商工業は発展したが、わいろが横行したことや、bききん後の百姓一揆や打ちこわしの増加が原因で失脚した。
【資料2】松平定信は徳川吉宗の政治を理想とするc改革を始めたが、数々の厳しい統制で人々の反感を買った。
【資料3】老中の水野忠邦は幕府の力を回復させるために改革を行った。d外国の船を撃退することを命じた法令をやめるなどしたが、改革は2年あまりで失敗した。
(1) 資料2・資料3の改革を何といいますか。
(2) 下線部aについて、田沼意次が奨励した同業者組合を何といいますか。
(3) 下線部bのききんを何といいますか。
(4) 下線部Cについて、正しいものを次の中から選びなさい。
ア 裁判の基準を示す法律を定めた。
イ 旗本や御家人が札差からしていた借金を帳消しにした。
ウ 江戸や大坂の周辺の農村を幕領にしようとした。
(5) 【資料2】のころに、通商を求めて根室に来航したロシアの使節はだれですか。
(6) 【資料3】のころに、もと役人が大阪で起こした乱を何といいますか。
(7) 下線部dの法令を何といいますか。
江戸時代の政治についての練習問題解答
(1) 【資料2】寛政の改革 【資料3】天保の改革
(2) 株仲間
(3) 天明のききん
(4) イ
(5) ラクスマン
(6) 大塩の乱
もと役人であった大塩平八郎は、ききんで苦しむ人々 への奉行所の対応に不満を持ち、大商人をおそい、金や米を貧しい人々に分けようとした。
(7) 異国船打払令
異国船打払令は、1825年に出され、1842年に廃止された。
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