中学理科「フックの法則」についてまとめてます。
フックの法則
フックの法則は、「ばねを引く力の大きさとばねののびは比例する」という法則です。
ばねを引く力の大きさをF、ばねの自然長からののびをXとすると、
フックの法則は、F=kx (f:ばねを引くカの大きさ、x:ばねののび、k:比例定数) と表せる。
弾性定数(ばね定数)
等式変形(式を変形すると)、k=F/xとなり、これは、「弾性定数」または「ばね定数」とよばれる量である。
式からわかるように、kは「単位長さだけばねをのばすのに必要な力の大きさ」を表している。
したがってkの値の大きなばねは、のばすのに大きな力を要することになので、「のばしにくいばね」、あるいは、「かたいばね」ということになります。
Kの単位は、N/mやkg重/mなどである。このようなばねの性質を利用して力の大きさを調べる道具に、ばねばかりがある。
ばねのグラフ
力の大きさとばねののびの関係を調べる。
<手順>
- ばねに分銅をつり下げ、のびを読みとります。
- 分銅をふやして、同じように読みとります。
<結果>
分銅の質量(g) | 0 | 20 | 40 | 60 | 80 | 100 |
---|---|---|---|---|---|---|
力の大きさ(N) | 0 | 0.2 | 0.4 | 0.6 | 0.8 | 1 |
ばねののび(cm) | 0 | 0.9 | 2.0 | 3.1 | 4.1 | 5.0 |
グラフを書くと原点を通る直線になります。つまり比例します。
コメント