【中学英文法】不定詞の3つの基本用法の要点まとめています。
不定詞の3つの基本用法の要点
不定詞は、「to +不定詞」の語順で表し、
- 名詞的用法
- 副詞的用法
- 形容詞的用法
があります。それぞれについてみていきましょう。
名詞的用法
名詞的用法は、「~すること」の意味で、名詞と同じ働きをします。文中で目的語、主語、補語になります。
- 目的語:I like to play baseball. (私は野球をすることが好きです。)→目的語「野球をすること」
- 主語:To speak English is easy. (英語を話すことはやさしいです。)→主語「英語を話すこと」3人称・単数として扱う。
- 補語:My dream is to be a scientist (私の夢は科学者になることです。)→補語「科学者になること」
■ 動詞+不定詞の表現
- want to ~(~したい)
- like to ~(~するのが好きだ)
- begin to ~(~し始める)
- start to ~(~し始める)
- try to ~(~しようとする)
- hope to ~(~することを望む)
- need to ~(~する必要がある)
■ 名詞的用法の基本文
- I like to play baseball. 私は野球をすることが好きです。
- To speak English is easy. 英語を話すことはやさしいです。
- My dream is to be a scientist. 私の夢は科学者になることです。
副詞的用法
副詞的用法は、「~するために」(目的)、「~して」(原因・理由〉、 「~するとは」〈判断の根拠)などの意味を表します。Why~?に対する答えにも使われます。
- Why did you go there?—To meet Emi.〈目的〉(なぜあなたはそこへ行ったのですか。一エミに会うためです。)
- She went to America in order to study music. (彼女は音楽を勉強するためにアメリカへ行きました。) in order to ~「~するために」目的の意味を強調する。
■ 副詞的用法の原因・目的でよく使われる表現
- be glad to ~ (~してうれしい)
- be happy to ~ (~してうれしい)
- be surprised to ~ (~して驚く)
- be sad to ~ (~して悲しい)
- be sorry to ~ (~して残念だ)
- be pleased to ~ (~してうれしい)
■ 副詞的用法の基本文
- I went to the park to play tennis. (私はテニスをするために公園へ行きました。)
- I am glad to see you. (私はあなたに会えてうれしいです。)
形容詞的用法
形容詞的用法は、「~するための」「~すべき」などの意味で、名詞・代名詞を後ろから修飾します。
- I have a lot of things to do .(私はするべきことがたくさんあります。)
something+形容詞+不定詞
something, anything など -thing で終わる代名詞は形容詞を後ろに置きます。
something, anything など -thing で終わる代名詞は形容詞を後ろに置きます。
■ 不定詞+前置詞
不定詞が前置詞を伴うことがあります。前の名詞は前置詞の目的語にあたります。
- They have no house to live in. (彼らには住むための家がありません。)
■ 形容詞的用法の基本文
- I have a lot of things to do. (私はするべきことがたくさんあります。)
- I want something hot to drink. (私は何か熱い飲み物がほしいです。)
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