中学国語・作文「原稿用紙の使い方・作文を書く手順」についてまとめています。作文は、特に公立入試を受験するときには、多くの都道府県で出題されるので注意が必要です。それでは、中学国語・作文「原稿用紙の使い方」
作文
作文とは 与えられた課題に基づいて文章を書くこと、またはその文章のことである。
作文の基本
題などの条件が決められている作文では、主題(内容)に合わせて題材をそろえ、指示された段落構成、字数などを守って書くことが重要である。
- 原稿用紙を正しく使う。
- 語句を適切に使い、正しい表記法と言葉のきまりにしたがって書く。
- 与えられた条件にしたがった内容・構成・分量て書く。
がポイントです。
作文を書く手順
- 条件をつかむ。(指示された内容・構成・分量などの条件を確認)
- 主題(内容)を決める。(あらかじめ題が決まっている場合、その意図をとらえて主題を決める。
- 題材を集める。(主題(内容)に関わりのある経験、 見聞などを書き出す)
- 構成を考える。(書き出し→展開→結びを意識。二段落構成なら、具体例と考えなど。)
- 実際に書く。(原稿用紙の使い方に気をつける。)
- 見直して推戴する。(推敲の観点をおさえる。)
作文メモの作り方
思いついたことを箇条書きにする。順不同でよい。
- 主題…自分が伝えたいことを短文で書く ・
- 題材:具体的な事実・実際に起きたこと・自分や他の人の行動、言葉・自分の感想、考え
原稿用紙の使い方
- 書き出し、段落の初めは一字下げる。
- 文字や句読点などの符号は一マスに一つ書く。
- 会話文は原則として改行し、かぎかっこ「」で囲んで書く。
- 会話文の終わりの句点(。)と閉じるかぎかっこ()は一マスに書く。
- 句読点(、と。)や閉じるかぎかっこ(」)が行頭にくるときは、前の行の最後のマスに文字といっしょに入れるか欄外に書く。
推敲の観点
- 字数指定に合っているか。→言葉を増やしたり削ったりして調整する。
- 段落構成は指定に合っているか。→一つの段落に一つの要点。
- 文や段落の長さは適切か。→長ければ、二文に分けたり段落を改めたりする。
- 文と文、段落と段落のつながりは適切か。→接続語を適切なものにする。
- 誤字・脱字、漢字やかなづかい、送りがなの間違いはないか。
- 主語と述語の対応、敬語、曖昧な表現など、文法的な間違いはないか。
- 文体は統一されているか。(常体「だ」「てある」、敬体「です」「ます」)
- 句読点やかっこなど、符号の使い方は適切か。
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