【中学公民】法律の制定の過程

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【中学公民】法律の制定の過程についてまとめています。法律は、憲法の次に強い効力を持つ法であり、その法律の制定は、国会の最重要な仕事であり、衆参両議院の可決で成立します。

法律の制定

  • 法律は国会が制定…法律は憲法に次いで強い効力を持つ法です。憲法に「唯一の立法機関」とされていることに示されるように、法律は国会のみが制定するきまりです。
  • 法律の内容…法律に定められることがらは、国の政治の全般におよびます。いずれも政治の重要方針や社会の基本的ルールです。
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法律の内容による区分

  1. 立法・行政・司法の各機関のしくみや、行政・財政のしかたを定める…公職選挙法、地方自治法、情報公開法、教育基本法、環境基本法
  2. 犯罪とその刑罰や、裁判についての手続きを定める…刑法、刑事訴訟法、民事訴訟法
  3. 家族関係や商品の取り引き、会社のしくみなどを定める…民法、戸籍法、商法
  4. 労働関係、社会保障、経済関係について定める…労働基準法、労働組合法、独占禁止法 消費者基本法

法律のできるまで

法律案は、衆参両議院で可決したときに法律となります。法律案は衆議院、参議院のどちらに先に提出してもよいのですが、ここでは法律のできるまでを、衆議院先議の場合でまとめています。

  • 法律案の提出…国会議員または内閣が、衆議院に提出します。
  • 委員会で審議…提出された法律案は、まず委員会で審議されます。委員会の審議の過程で、 予算や重要法案については、公聴会が開かれます。
  • 本会議で審議…委員会で採決された法律案の審議経過と結果が衆議
    院本会議に報告され, 本会議で質疑・討論,採決が行われます。
  • 衆議院本会議で可決された法律案…参議院(この場合の後議の議院) に送られます。
  • 参議院で可決された場合…衆議院と同じ手続きを経て可決された場合、法律として成立します。参議院が修正可決した場合、衆議院が 修正に同意すれば、修正された法律が成立します。

衆議院が可決し参議院が否決した場合(参議院が60日以内に議決しない場合もふくむ)

  1. 衆議院が出席議員の3分の2以上で再可決すれば、衆議院の議決が優先して、法律が成立します。
  2. 両院協議会で協議・各議院から10人ずつ選ばれた委員で構成される両院協議会が開かれ、そこで意見調整を行い成案を得る努力がなされることがあります。合意すれば合意案を衆参両院で再可決して成立させます。

まとめ

憲法は第41条で、国会は「国の唯一の立法機関である。」としている。法律案の発議権は国会議員と内閣に属している。法律案の議決は、両議院の議決の一致を原則とするが、両議院の議決が異なった場合には衆議院の議決が優越する。成立した法律は、内閣の助言と承認の下で
天皇が公布する。

確認中学公民「国会の仕事」

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