【中学英文法】受動態の要点まとめ

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中学英語「受け身(受動態)」についてまとめています。

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受動態の要点

This room is used by Ken. (訳:この部屋は、ケンによって使われています。)
受動態 (be 動詞+過去分詞)で「~される。されている」という受け身の意味を表す。「~によって」という意味を加えるときは by ~をつける。
【能動態】Ken uses this room. (訳:ケンがこの部屋を使います。)
Dinner was cooked by Emi. (訳:夕食は恵美によって作られました。)
過去の受動態は、was (were) +過去分詞で表す。
English is spoken in America.(訳:アメリカでは英語が話されます。)
行為者が一般の人々(they, we, you など)の文を受動態にする場合や、動作を行う人をあえて示す必要がない場合、by ~はふつう省略される。

■ 過去分詞の作り方
規則動詞の過去分詞は、語尾に -(e)d をつける。(例) play → played / use → used / study → studied
不規則動詞の過去分詞は独自の変化をする。(例)speak → spoken / make → made / send → sent

受動態の否定文と疑問文

  • This letter was not written by Bob. (訳:この手紙はボブによって書かれたのではありません。)
  • Was this letter written by Bob?- Yes, it was. / No, it wasn’t. (訳:この手紙はボブによって書かれたのですか。―はい。そうです。/ いいえ、違います。)
  • Who was the television invented by?(訳:テレビはだれによって発明されましたか。)

否定文は, be 動詞のあとに not を置く。疑問文は、be動詞を文頭に出す。

受動態の疑問詞を用いた疑問文

文頭に疑問詞を置き,〈疑問詞+ be 動詞+主語+過去分詞~?)で表す。

  • When was this temple built. (訳:このお寺はいつ建てられたのですか。)

ただし、疑問詞が主語の場合は、〈疑問詞+ be 動詞+過去分詞~?)で表す。

  • What language is spoken in Brazil? (訳:ブラジルでは何語が話されていますか。)

注意 「だれによって~されたか」は, Who ~ by?で表す。

  • Who took this picture? → Who was this picture taken by? (この写真はだれによってとられましたか。)

第4文型 (SV00)の受動態

2つの目的語を主語にして、2通りの受動態の文ができる。
My father gave me a camera.
→I was given a camera by my father.
→ A camera was given (to me by my father.)

【注意】make など for を使う動詞(buy を除く)の受動態はふつう「物」を主語にした1通りだけになる。
Emi made us some cakes.
→ Some cakes were made for us by Emi.

第5文型 (SVOC)の受動態

補語の位置はそのままにして、受動態の文を作る。
What do you call this fish in English? 〈疑問詞が補語)
→ What is this fish called in English? (訳:この魚は英語で何と呼ばれますか。)

They call the dog Koro.
→ The dog is called Koro by them.(訳:この犬は彼らにコロと呼ばれています。)

群動詞の受動態

by以外の前置詞を用いる受動態など。受動態にするときもひとかたまりで扱う。
I was laughed at by them. (訳:私は彼らに笑われました。)
The mountain is covered with snow. (訳:その山は雪でおおわれています。)
Many people were killed in the war. (訳:戦争でたくさんの人々が死にました。)

■ 群動詞

  • laugh at ~ (~を笑う)
  • speak to ~ (~に話しかける)
  • take care of ~ (~の世話をする)
  • look after ~ (~の世話をする)
  • run over ~ (車で1~をひく)
  • cut down ~ (~を切り倒す)など

など

by以外の前置詞を用いる受動態

  • be interested in ~ (~に興味がある)
  • be made of ~ (~でできている)〈材料〉
  • be covered with ~ (~でおおわれている)
  • be filled with ~ (~でいっぱいである)
  • be surprised at[by] ~ (~に驚く)
  • be made from ~ (~から作られる)<原料>
  • be known to ~ (~に知られている。 |
  • be pleased with ~ (~が気に入っている)

など

慣用的な受動態の表現

  • be born (生まれる)
  • be killed (事故・戦争で死ぬ)
  • be injured (けがをする)
  • be married (結婚している)
  • be excited (わくわくしている)

など

助動詞を伴う受動態

(助動詞+ be +過去分詞)の形で表す。
Tom will be invited to the party.(訳:トムはパーティーに招かれるでしょう。)
The letter must be written by Ken. (訳:その手紙は健によって書かれなければなりません。)

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