中学英語「受け身(受動態)」についてまとめています。
受け身(受動態)
- This room is used by Ken. この部屋は、ケンによって使われています。
- Dinner was cooked by Emi. 夕食は恵美によって作られました。
- English is spoken in America.アメリカでは英語が話されます
受動態 (be 動詞+過去分詞)で「~される。されている」という受け身の意味を表す。「~によって」という意味を加えるときは、 by ~をつける。過去の受動態は、〈was [were +過去分詞)で表す。
能動態と受動態
- <能動態> Ken | uses | this room. (健がこの部屋を使います。)※目的語を主語にする。
- <受動態> This room lis used by Ken. (この部屋は健によって使われます。)
by ~のつかない受動態
行為者が一般の人々(they, we, you など)の文を受動態にする場合や、動作を行う人をあえて示す必要がない場合、by ~はふつう省略される。
- <能動態> They speak English in America. (アメリカでは英語を話します。)
- <受動態> English is spoken in America. (アメリカでは英語が話されます。)by them を省略する。
過去分詞の作り方
規則動詞の過去分詞は、語尾に -(e)d をつける。
(例) play → played use → used study → studied
不規則動詞の過去分詞は独自の変化をする。
(例)speak → spoken make → made send → Sent
否定文と疑問文
- This letter was not written by Bob. この手紙はボブによって書かれたのではありません。
- Was this letter written by Bob?- Yes, it was. / No, it wasn’t. この手紙はボブによって書かれたのですか。―はい。そうです。/ いいえ、違います。
- Who was the television invented by?テレビはだれによって発明されましたか。
否定文は, be 動詞のあとに not を置く。疑問文は、be動詞を文頭に出す。
疑問詞を用いた疑問文
文頭に疑問詞を置き,〈疑問詞+ be 動詞+主語+過去分詞~?)で表す。
- When was this temple built. (このお寺はいつ建てられたのですか。)
ただし、疑問詞が主語の場合は、〈疑問詞+ be 動詞+過去分詞~?)で表す。
- What language is spoken in Brazil? (ブラジルでは何語が話されていますか。)
注意 「だれによって~されたか」は, Who ~ by?で表す。
- Who took this picture? → Who was this picture taken by? (この写真はだれによってとられましたか。)
第4文型(SVOO), 第5文型(SVOC)の受動態
- My father gave me a camera.
→Iwas givern a camera by my father.→ A camera was given (to me by my father.) - They call the dog Koro.
→ The dog is called Koro by them.
第4文型 (SV00)の受動態
2つの目的語を主語にして、2通りの受動態の文ができる。
注意 make など for を使う動詞(buy を除く)の受動態はふつう「物」を主語にした1通りだけになる。
Emi made us some cakes. → Some cakes were made for us by Emi.
第5文型 (SVOC)の受動態
補語の位置はそのままにして, 受動態の文を作る。
What do you call this fish in English? 〈疑問詞が補語) → What is this fish called in English? (この魚は英語で何と呼ばれますか。)
群動詞の受動態
by 以外の前置詞を用いる受動態など
- I was laughed at by them. 私は彼らに笑われました。
- The mountain is covered with snow. その山は雪でおおわれています。
- Many people were killed in the war. 戦争でたくさんの人々が死にました。
群動詞 受動態にするときもひとかたまりで扱う。
- laugh at ~(~を笑う)
- speak to ~(~に話しかける)
- take care of ~(~の世話をする)
- look after ~(~の世話をする)
- run Over ~((車で1~をひく)
- cut down ~(~を切り倒す)など
by以外の前置詞を用いる受動態
- be interested in ~(~に興味がある)
- be made of ~(~でできている)〈材料〉
- be covered with ~(~でおおわれている)
- be filled with ~(~でいっぱいである)
- be surprised at[by] ~(~に驚く)
- be made from ~(~から作られる)<原料>
- be known to ~(~に知られている。 |
- be pleased with ~(~が気に入っている)
など
慣用的な受動態の表現
- be born(生まれる)
- be killed((事故・戦争で死ぬ)
- be iniored(けがをする)
- be maried(結婚している)
- be excited(わくわくしている)など。
助動詞を伴う受動態
- Tom will be invited to the party.(トムはパーティーに招かれるでしょう。)
- The letter must be written by Ken. (その手紙は健によって書かれなければなりません。)
(助動詞+ be +過去分詞)の形で表す。
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