【中学理科】示準化石と示相化石についてまとめています。
化石
化石は、示相化石と示準化石とよばれるものがあります。
示準化石
地層が堆積した年代を示す目印となる化石。広い地域にわたって住んでいて、短期間栄えて絶滅した生物の化石。示準化石としては、広い範囲で生息し、短期間で絶滅した化石が望ましいです。
- 地質年代…地球の歴史の時代区分、年代の新しいほうから新生代、中生代、古生代とよばれます。
5億年前 | 2.5億年前 | 5千年前 | ||
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古生代 | 中生代 | 新生代 | ||
古第三紀 | 新第三紀 | 第四紀 | ||
フズリナ | アンモナイト | 猿人類の出現 | ビカリア | ナウマンゾウ |
サンヨウチュウ | 恐竜 | デスモスチルス | マンモス |
- 古生代…約5億から約2.5億年前までの時代。海洋中や待機中の酸素が増加し、気候も温暖になり、急激に生物の種類が増加した。大型なシダ植物、昆虫、裸子植物、両生類、は虫類も出現した。
- 中生代…約2.5億から5000年前。被子植物が出現したのもこのころ。
示相化石
地層が堆積した当時の環境を示す化石。限られた環境にしか生息できない生物の化石。示相化石として、決まった環境で生息し、比較的長期間に栄えた生物の化石が望ましい。
(例)
- シジミ…湖や河口付近
- ブナ…陸地
- サンゴ…ごく浅い温かい海
- ホタテガイ…冷たい海
- アサリ…わりあい浅い海
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