【中学公民】政府の経済活動と租税の要点まとめノート

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中学公民「政府の役割と社会保障のしくみ」についてまとめています。政府の役割と社会保障のしくみに関して、政府の収入、社会保障の4つの柱、少子高齢化と財政などにもふれています。それでは、中学公民「政府の役割と社会保障のしくみ」です。

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政府の経済活動サムネイル

政府の経済活動は、政府(国・地方公共団体)が行う経済活動を財政といいます。予算に基づいて収入(歳入)を得て、それを支出する(歳出)。財政規模の拡大とともに小さな政府から大きな政府へと変化します。

政府の収入

租税収入についてですが、政府の主な収入である税金(租税)は、国が集める国税と地方公共団体が集める地方税に分けられます。また税金は次のように分けられます。

  • 直接税…所得税・法人税など納税者と担税者が同じ税。
  • 間接税…酒税・消費税など納税者と担税者が異なる税。

租税と公正

所得税などは所得が多いほど税金が高くなる累進課税の方法を導入。消費税などでは誰もが同額をおさめるため、低所得者の負担が重くなる。

公債

税金だけでは収入を不足する場合、政府は公債(国は国債、地方団体は地方債)を発行して、借金します。将来の世代に、負担を残すことが心配される。

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政府の役割

政府の役割として、市場では供給されにくい公共施設(社会資本)、医療・教育などの公共サービスを提供することによって、国民の暮らしを良くすること。

景気の調節

不景気(不況)と好景気(好況)が交互に繰り返すことを景気変動という。政府は財政政策により、景気の波を調整する。

  • 不景気…企業の生産活動がにぶり、失業者が増加して消費が低迷する。物価が下がり続けるデフレーションとなる。政府は減税、公共投資の拡大などの対策となります。
  • 好景気…企業の生産活動、消費ともに活発となる。物価が上がり続けるインフレーションとなる。政府は増税、公共投資の削減などが対策となります。

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