【中学歴史】戦後のGHQの民主化政策の要点まとめノート

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中学歴史の「GHQの民主化政策」の内容をまとめています。入試やテストでもよく出題されるところです。しっかり学習していきます。それでは、中学歴史の「GHQの民主化政策」の内容まとめです。

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GHQの民主化政策

日本がポツダム宣言を受託して、降伏すると(1945年8月)、アメリカ軍を主力とする連合国軍が進駐し、降伏文書の調印が行われ、東京にGHQ(連合国軍最高指令総司令部)がおかれました。GHQの最高司令官はマッカーサーです。

占領政策の実施

1945年10月、GHQは日本政府に、女性の解放、教育制度の自由化、労働組合の結成奨励、経済機構の民主化、秘密警察など廃止という五大改革を指令しました。

政治の民主化

1945年10月、これまでの社会運動などを弾圧するよりどころになっていた治安維持法や、思想・言論や政治活動を取り締まってきた特別高等警察が廃止され、言論・集会・出版の自由が回復しました。選挙法も改正され、満20歳以上の男女となりました。

経済の民主化

自作農
財閥は、戦前に産業界を支配し、政党や軍部と結んで大きな力をもっていました。そこで、GHQは、1945年11月、三井・三菱・住友・安田などの財閥を解体を指令しました。同時に、独占禁止法を制定し、農地改革を実施しました。その結果、多くの小作人が自作農となりました。

  • 農地改革…地主が持つ小作地を政府が強制的に買い上げ、小作人に安く売り渡す政策

教育の民主化

教育制度の自由主義的改革が行われ、教育基本法が定められた。戦後公布された教育方法には男女共学機会均等など新しい教育理念が明示され、新しい科目である社会科が設けられた。戦後の改革では学校教育法が制定された。第二世界対戦後、教育の民主化を進めるため。都道府県・市町村に公選の教育委員会が設置された。米軍による占領下では各地方自治体ごとに教育委員会が制定され、また6・3制により、義務教育が九年に延長された。戦後の改革では国民が学校が小学校へと改められた。

社会の民主化

敗戦後日本で労働組合が設定され、労働者の団結権・団体交渉権が保障され、労働関係調整法が制定され。労働委員会が労働争議のあっせん調停・仲裁をしうることとなった。

民法の改正

1947年民法の改正に特権が廃止され、婚姻、相続などにおける男女の平等がはかられた。敗戦後の日本では民法・刑法が改正され、戸主権の否定や不敬罪の廃止が行われた。第二次世界対戦後に初の総選挙で初めての女性代議士が誕生した。戦後改革では都道府県の公選制が導入された。

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