【中学歴史】座と株仲間の要点まとめノート

中学歴史「座と株仲間」についてまとめています。座と株仲間は、どちらも組織の名前ですが、どちらもしっかり押さえておかないとテスト本番であいまいになってしまう用語の1つです。時代もあわせてしっかり覚えていきましょう。それでは、中学歴史「座と株仲間」です。

座と株仲間

  • 座(室町時代)…商工業者(金融業の土倉や酒屋、商人や手工業者など)の同業組合
  • 株仲間(江戸時代)…商人や手工業者の同業組合

商人や職人は、自分たちの利益を守るために勢いの強い貴族や、大きな神社・寺院などの保護を受け同業者の組合をつくりました。これが座です。座の人々は、これらの貴族・神社・寺院などに座銭というお金や品物を納めたり座役という仕事な請け負ったりしました。その代わり、座に入っていない人々が自分たもと同じ商売が出来ないようにしてもらったのです。

結果として、公家や寺社に税を納めさせて営業を独占し、原料購入の独占権や、関所の通行税を免除されるなどの特権を得ました。港には、港町、寺社の門前には門前町が成長しました。猿楽師、傘はり、魚売り、紙すきなどの職人。このころは、商品をかごなどに入れて売り歩く行商が中心でした。

  • 馬借…物質の陸上輸送をあつかいました。
  • 問丸…運送業者をかねた倉庫業者

株仲間

承認や手工業者は、株仲間をという同業組織をつくり、幕府や藩に冥加金・運上金などの営業税を納めさせて保護を受けました。イ価格や供給量を統制して独占的な利益を得ました。

具体的には、田沼意次による財政の立て直しのため、株仲間の奨励し、特権を与え、営業税を徴収した。天保の改革(老中水野忠邦)では、物価の引き下げのために株仲間を解散させます。江戸に出稼ぎに来ている農民を故郷の村に返しました。

  • 両替商…金銀の交換や金貸しなどで経済力をつける。三井(江戸)、鴻池(大阪)など。商品の流通が活発になり、商品も増加。

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