【中2理科】温暖前線と寒冷前線の要点まとめ

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中2理科「温暖前線と寒冷前線」です。

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温暖前線の要点

温暖前線【中学理科図解】

温暖前線は、優勢な暖気団が寒気団の上にはい上がり寒気団をおしつぶすようにして東へ進んでいく前線。 前線面の傾きはゆるやかで、雲のできる範囲や雨の降る範囲は広いです。

温暖前線の通過前後

温暖前線が西から近づいてくると、上空にはまず上層雲、続いて中層雲が広がり、やがて下層雲となり雨が降り出します。この雨はにわか雨ではなくおだやかな雨で、半日近く降り続くこともあります。

温暖前線が通過すると、風向が急に南よりに変わり、雨はやみ、 天気は回復して気温は上がります。

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寒冷前線の要点

寒冷前線【中学理科図解】
寒冷前線は、優勢な寒気団が暖気団の下にもぐりこみ、暖気団をもち上げるようにして東へ進んでいく前線です。前線面の傾きは急なので、雲のできる範囲や雨の降る範囲は温暖前線よりせまいです。

寒冷前線の通過前後

寒冷前線が西から近づいてくると、急に空は積乱雲でおおわれ、はげしいにわか雨が降り出す。ときには、突風がふき、雷やひょうをともなうこともあります。しかし、その時間は長くなく、雨は1~2時間程度でやみ、天気は急速に回復しますが、気温は急に下がります。

停滞前線

寒気団と暖気団の勢力が同じくらいで、ほとんど南北方向には移動せず、だいたい東西方向に気圧の谷に沿ってのびる前線。停滞前線の北側(寒気団の側)では、その上に暖気団がはい上がって乱層雲が広がり、長雨となる。構造は温暖前線と似ています。6~7月ごろの梅雨や 9~10月の秋雨は、日本の南岸沿いに、このような停滞前線ができるためにおこる現象です。

以上が、中2理科「温暖前線と寒冷前線」となります。

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