【中3理科】金星の見え方(満ち欠け)の要点まとめノート

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中3理科「金星の見え方」(満ち欠け)についてまとめています。

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金星の見え方ポイント

金星の見え方図解
地球から見える金星は、よいの明星、明けの明星とよばれます。金星は朝の日の出前と、夕方の日の入り後の短い時間の間だけ観測することができます。

金星
自転周期が公転周期よりも長く、また自転方向が公転方向と逆であるという特徴があります。太陽放射のエネルギーが受け取る量の2倍であることとと二酸化炭素を主成分とする濃い大気があり、熱が逃げないため、地表付近の気温は約480℃に達する。地表での気圧は9万hpaもあります。

金星(内惑星)の見え方

内惑星は、地球の内側の軌道を公転しているため、地球から見て、太陽とその反対の方向に見えることはありません。そのかわり、太陽と同じ方向に見えるときが2度起こります。

  • 内惑星が太陽の前を通過するときが内合で、地球も最も近づきます。
  • 内惑星が太陽の後ろを通過するときが外合で、地球からは最も遠くなります。

金星(内惑星)の満ち欠け

水星や金星は、太陽の光を反射して輝いている半面のうち、地球から見ることができる部分が軌道上の位置によって変化するため、地球から見ると月のように満ち欠けして見えます。

しかしながら、月と違って、地球からの距離が大きく変化するため、見かけの大きさが変化します。外合のときは、円盤状に見えますが視直径は小さく、内合のときには新月のように暗い面だけを地球に向けていますが視直径は大きいです。また、最大離角ののときには、半月状に見えます。半月の形に見えるのは、太陽と金星と地球の中心を結ぶ線がつくる角度が90°になった時です。

<外惑星の満ち欠け>
見かけの大きさは軌道上の位置によって変化しますが、ほとんど満ち欠けせず、いつでもほぼ円盤状に見えます。
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金星の満ち欠けのまとめ

  • 内惑星であるため、明け方の東の空が、夕方の西の空にしか見えず、夜中には見ることができません。(金星が地球よりも内側を公転しているから。)
  • 地球からの距離によって見かけの大きさが変わります。
  • 太陽の光を反射して輝いているので、大きな満ち欠けをします。

以上が、中3理科「金星の見え方」です。

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