中2理科|茎と根のつくりとはたらきを図でわかりやすく解説!維管束・吸収のしくみ・テスト対策にも

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中学2年生の理科では、植物の体のつくりの中でも「茎」と「根」のはたらきが重要な学習ポイントです。特に、根から水や養分を吸収し、茎を通じて葉まで運ばれる仕組みや、維管束の位置の違いなどはテストでもよく問われる内容です。「導管と師管って何?」「なぜ根毛が必要なの?」といった疑問を解消するために、この記事では茎と根の構造やはたらきを図を交えてやさしく解説します。植物の基本をしっかり理解して、得点アップを目指しましょう!

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茎・根のつくりとはたらき

茎・根のつくり図解
茎のつくりとはたらき、維管束のつながり、根のつくりとはたらきについてです。テストでも出題率が高いところです。しっかり身につけていきましょう。

茎のつくり(理科)

  • 道管…根から吸収した水や水に溶けた無機養分の通り道。
  • 師管…葉でつくられた養分(有機養分)の通り道。
  • 維管束…道管と師管の集まり。 茎の維管束は葉につながり、葉の維管束を葉脈といいます。

茎のはたらきは、植物の体を支え、根から吸収した水や無機物と、葉でつくられた養分が移動する通り道になっています。

茎のつくりを調べる実験

<手順>

  • 着色した水を三角フラスコに入れ、植物をさし、水を吸わせます。
  • 着色した植物の茎を、輪切りにしたり、縦に切ったりして、顕微鏡で観察します。

<結果>

  • 茎の内部で、着色した部分を着色しなかった部分がある。
  • 茎の内部で、着色した部分の並び方にちがいがある。

<考察>

  • 菊の内部には、吸収した水が通る管がある。
維管束のつながり

茎の維管束は、根の維管束ともつながっています。茎の維管束の並びは植物によりちがっている。

  1. 輪のように並ぶもの (例)ホウセンカ、アブラナ、ヒメジョオン。根は、主根と側根からなり、葉脈が網状脈のものがある。
  2. ばらばらのもの (例)トウモロコシ、ツユクサ、ユリ。根は、ひげ根をもち、葉脈が平行脈のものである。

葉の根のつくり(理科)

主根と側根

茎から直接のびた太い根を主根主根から出る細い根を側根といいます。(例)アブラナ、ヒマワリ、タンポポ、ナズナ

ひげ根

ひげ根は、茎の根もとから広がるたくさんの細い根。(例)ツユクサ、スズメノカタビラ、イネ、ヒヤシンス

根毛

根毛は、根の先端近くにある。細い毛のようなつくりです。根毛によって、土にふれる面積が大きくなり、水や水に溶けた無機養分が効率よく吸収されます。

茎と根のつくりやはたらきを理解することは、植物全体のしくみを学ぶうえで欠かせません。導管と師管、根毛の役割、維管束の位置など、基礎をしっかり押さえておくことで、応用問題にも強くなります。この記事を参考に、しっかり復習してテスト対策に活かしましょう!

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