中2理科の重要用語一覧(定期テストよく出る編)です。
理科のよく出る重要用語(中2)
中2理科の生物分野の用語
- 核…ふつう一つの細胞に一つあり、染色液によく染まる。
- 細胞質…核のまわりの部分。細胞膜、液胞、葉緑体をふくむ。
- 細胞膜…細胞質の一番外側のうすい膜。
- 細胞壁…細胞の外側にある丈夫なつくり。植物の体を支えるのに役立っている。
- 液胞…内部に貯蔵物質や物質をふくむ液をたくわえる。
- 葉緑体…光合成を行う緑色の粒。
- 組織…形やはたらきが同じ細胞が集まったもの。(例)胃の上皮組織。葉の表皮組織。
- 器官…特定のはたらきを受け持っている部分。器官は、いくつかの組織が集まってできている。(例)動物の胃や腸、植物の葉や茎。
- 気管…肺の中で左右に分かれて気管支となり、気管支の先端は肺胞というすい膜の袋になっている。
- 動脈…心臓から血液が送り出される血管。壁は厚く、弾力があります。
- 静脈…心臓へ血液が戻ってくる血管。逆流を防ぐ弁があります。
- 毛細血管…動脈と静脈をつなぐ細い血管。体全体にはりめぐらされています。
- 組織液…血管の中の液体(血しょう)の一部がうすい毛細血管の壁からしみ出て細胞をひたしている液。血液と細胞の間の物質にやりとりの仲立ちをしています。
- リンパ管…組織部の一部が入る管で、体中にはりめぐらされています。リンパ管に入った組織液をリンパ液といいます。
- 赤血球…ヘモグロビン(赤い物質)により酸素を運ぶ。
- 白血球…体内に入った細菌などをとらえます。
- 血小板…出血したときに、血液を固まらせます。
- 血しょう…養分、ニ酸化炭素、不要な物質を運びます。
- ヘモグロビン…酸素の多いところでは酸素と結びつき、酸素の少ないところでは酸素を離す性質があります。
- 肺循環…心臓から肺動脈、肺、肺静脈を通って、心臓に戻る経路。肺胞で血液中に酸素を取り込んで、二酸化炭素を出します。
- 体循環…心臓から肺以外の全身を回って心臓に戻る経路。組織で血液中に二酸化炭素を取り出し酸素を取り出します。
- 消化器官…食物から必要な養分を体にとり入れるはたらきをしている部分。
- 消化管…口→食道→胃→小腸→大腸→肛門の順につながった食物の通り道。
- 消化液…消化器官から出される液。
- 消化酵素…消化液に含まれ、養分や分解するはたらきをもつ物質。
- 胆汁…肝臓でつくられた胆のうに蓄えられており、消化酵素を含まないが脂肪の消化を助けます。
- 肉食動物…犬歯が大きく獲物を捉えたり肉を引き裂くのに適しています。
- 草食動物…臼歯が大きく薬をするつぶすのに適した形をしています。
- 骨格…骨格は、多くの骨が結合して組み立てられていて、体を支えるとともに、体を動かすはたらきをしています。
- 筋肉…骨の周りに筋肉があり、筋肉が丈夫なけんで、骨につながっています。運動器官は、手足などを動かすときには、筋肉のはたらきにより、関節の部分で骨格は曲げられます。
- 感覚神経…感覚器官からの信号を脳やせきずいに伝える神経。
- 運動神経…脳やせきずいからの信号を筋肉に伝える神経。
- 中枢神経…神経系の中心となる脳とせきずい、脳では、刺激の信号を選び分けて判断し、それに対する反応の命令を出します。
- 末しょう神経…中枢神経から出て、枝分かれし、からだの隅々にいき渡る神経。刺激の信号を伝える感覚神経と運動神経があります。
- 反射…刺激に対して意識と関係なく起こる反応。(例)熱いものの手がふれると思わず手を引っ込める。
- セキツイ動物…背骨のある動物
- 無セキツイ動物…背骨のない動物
- 卵生…卵を産んで、なかまをふやす。魚類・両生類・ハ虫類・鳥類。
- 胎生…雌の子宮の中で、卵が育ち、子としても体ができて生まれる。ホニュウ類。
- 変温動物…外界からの温度が変わるにつれて体温が変わる動物。魚類・両生類・ハ虫類。
- 恒温動物…外界の温度が変わっても体温が一定に保たれる動物。鳥類・ホニュウ類。
- 節足動物…外骨格という硬い殻をもち、体が多くの節からできていて、あしにも節のある動物。
- 軟体動物…しじみやあさり(二枚貝)、マイマイ(カタツムリ)、タニシ(巻貝)、タコやイカなどのなかま。
- 相同器官…同じものから変化したと考えられる体の部分。
- 進化…生物が、長い時間をかけて変化すること。
- シーラカンス…魚から両生類などの陸上生活をする動物が進化する初期の段階を現していると考えられます。
- カモノハシ…ホニュウ類であるが卵生であり、進化の過程で生じた初期段階のホニュウ類と考えられています。
中2理科の化学分野の用語
- 化学変化…物質が別の物質になる変化。
- 分解…1種類の物質が2種類以上の物質に分かれる化学変化で、加熱したときに、起こる分解を特に熱分解といいます。
- 電気分解…電気による物質の分解。
- 単体…1種類の原子からできている物質。
- 化合物…2種類以上の原子からできている物質。
- 酸化…酸素との化合。酸化によってできる物質を酸化物という。
- 燃焼…酸化のうち、火や熱を出しながら激しく進むもの。
- 還元…酸化物から酸素を取り出す化学変化
- 硫化…物質と硫黄との化合を硫化といい、硫化によってできる物質を硫化物といいます。
- 質量保存の法則…化学変化の前後で全体の質量は変化しないという法則。
- 発熱反応…熱が発生する化学変化
- 化学かいろ…熱が空気中の酸素と化合して酸化鉄になるときに熱を発生し、温度が上昇することを利用したもの。
- 吸熱反応…熱を吸収する化学変化
- 反応熱…化学変化に、ともない出入りする熱
- 活性炭…空気中の酸素吸着するはたらき。食塩は、鉄に起こる酸化を促進するはたらきをしている。
中2理科の物理分野の用語
- オームの法則…金属線の流れる電流Iは電圧Vに比例するという関係
- 電気抵抗(抵抗)…電流の流れにくさ
- 導体…電流が流れる物質。(例)銀(0.016Ω)、銅(0.017Ω)、アルミニウム(0.028Ω)
- 絶縁体(不導体)…電流が流れない物質。(例)ガラス、ゴム
- 半導…導体と絶縁体の中間の性質をもつ物質。(例)ケイ素(シリコン)
- 超電導…超低温では、ある種の金属の抵抗の大きさが0になる。このような現象。
- 静電気…2種類の物質を摩擦することによって生じる電気です。
- 放電…たまっていた電気が流れだしたり、空気の中に電流が流れる現象です。
- 火花放電…雷のように空気の中を電流が流れる現象。
- 真空放電…圧力が小さな空気中に電流が流れる現象。
- 陰極線…クルックス管(ガラス管内の空気を真空放電のときよりもぬいた器具)の電極に電圧をかけて電流をながしたとき、-極から+極に向かってまっすぐ飛んでくるもの。
- 電子…-の電気をもつ小さな粒。陰極線は電子の流れで、現在では、陰極線のことを電子線といいます。
- 磁力…磁石や電磁石の力。
- 磁界…磁力のはたらいている空間。
- 磁界の向き…磁界の中で、方位磁針のN極が指す向き。
- 磁力線…磁界の中の各点で、磁界の向きを順につないでできる線。N極から出てS極に入る向きに矢印をつけて表します。磁力線の間隔がせまいところほど磁力が強く、間隔が広いところほど磁力が弱いことを表します。
- レンツの法則…電磁誘導で誘導電流が流れる向きは、磁石の動きをさまたげるように誘導電流が流れるという法則
- モーター…電流が磁界から受ける力を利用して回転する装置。モーターは、洗濯機や扇風機、電車などに利用されている装置です。
- 整流子…電流の向きを変えるしくみ。
- 電磁誘導…コイルの中の磁界が変化したときに、コイルに電流を流そうとする電圧が生じる現象です。
- 誘導電流…電磁誘導で生じる電流
- 直流電流(直流)…電池の電流のように、+極と-極が決まっていて、一定の向きに流れる電流。
- 交流電流(交流)…家庭用の電流のように、電流の向きが周期的に入れかわる電流。
中2理科の地学分野の用語
- 気象…大気中で起こるさまざまな自然現象のこと。気象現象ともいいます。
- アメダス(AMeDAS)…「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、「地域気象観測システム」といいます。
- 露点…水蒸気をふくんでいる空気が冷え、ある温度になると、凝結が始まり水滴(霧)できはじめます。このときの温度を、その空気の露点といいます。
- 凝結…気体が液体に変わる現象。露点の高い空気ほど多くの水蒸気をふくんでいます。
- 飽和…水蒸気をそれ以上ふくむことができない状態。
- 飽和水蒸気量…飽和している状態の空気がふくんでいる水蒸気量。単位は、g/m3(空気1m3中の水蒸気量g)
- 大気圧(気圧)…大気(地球をとりまく気体)の重さによる圧力。単位はヘクトバスカル
- 降水…雨や雪など一定時間に振った雨の量を雨量といい。雪やあられなどもふくめると降水量といいます。
- 太陽放射…水を循環させたり、大気を動かしたりしているエネルギーのもとです。
- 等圧線…同一時刻の各地の気圧の値の等しいところを結んだ曲線です。
- 気団…気温・湿度がほぼ一様な空気のかたまりです。冷たい空気をもつ寒気団と温かい空気をもつ暖気団があります。
- 停滞前線…寒気団と暖気団の勢力がほぼ同じで、ほとんど動かずに停滞する前線。
- 温暖前線…暖気が寒気の上をはい上がるように進むときにできる前線。
- 寒冷前線…寒気が暖気をおし上げるように進むときにできる前線。
- へいそく前線…寒冷前線が温暖前線に追いついてできる前線。へいそく前線ができると地上は寒気におおわれ、低気圧は消えてしまうことが多い。
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