【中学理科】覚えておきたい理科の法則一覧

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【中学理科】覚えておきたい法則を一覧にしています。

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覚えておきたい理科法則一覧(中学生用)

中1理科の教科書に出てくる「法則」を順番に列挙しています。一つひとつ、説明できるようにしておきましょう。テストでの記述問題では、そのまま得点できます。

反射の法則

反射の法則は、鏡で光が反射するとき入射角と反射角が等しくなるという法則です。

フックの法則

ばねやゴムのような弾性をもつ物体の変形の大きさが、加えた力に比例する関係。ばねののびは、ばねにはたらく力の大きさに比例します。別の言い方で、ばねなど、弾性のある物体の変形の大きさは加えた力の大きさに比例する関係のこと。

質量保存の法則

質量保存の法則は、化学変化の前後で全体の質量は変化しないという法則。この法則は化学変化でだけでなく、状態変化や溶解など物質の起こるすべての変化について成り立ちます。成り立つ理由は、化学変化の前後で原子の種類と数が変わらないためです。

オームの法則

オームの法則は、金属線の流れる電流Iは電圧Vに比例するという関係です。抵抗=電圧÷電流 電流=電圧÷抵抗 電圧=電流×抵抗 となります。

<例題>
ある電熱線に6vの電圧をかけた時の電流の大きさが0.2Aであるとき、この電熱線の抵抗の大きさは30Ω。(6÷0.2=30)

フレミングの左手の法則

指を使って、電磁力の向きが表されるという法則

・中指…電流の向き(導線を流れる電流の向きにあわせる)
・人差し指…磁石の磁界の向き(U字型磁石の磁界の向きにあわせる)
・親指…力を受けて導線が動く向き(親指が導線が動く向きになります)

慣性の法則

慣性の法則とは、「物体は外から力を加えない限り、➊静止しているときはいつまでも静止し続ようとし、➋運動しているときはいつまでも、等速直線運動を続けようとする」法則のことをいいます。物体のもつこのような性質を「慣性」といいます。すべての物体は慣性をもちます。

<例>
・だるま落とし…力を受けた部分だけが横に動き、他の部分は落下します。
・バスの発射…発車のとき、状況は静止の状態を続けようとして、後ろに傾きます。
・バスの停車…停車のとき、乗客は運動の状態を続けようとします。

力学的エネルギー保存の法則

力学的エネルギーは、位置エネルギーと運動エネルギーの和となります。運動エネルギーの保存は、摩擦や空気の抵抗がなければ、力学的エネルギーは一定に保たれます。

メンデルの法則

子では、すべての個体に両親の一方の形質が現れます。孫では、子の両親の一方の形質が現れているものと、もう一方の形質が現れているものとがあります。孫での形質の現れ方の比は3:1になっています。以上が、「形質を伝えるものは、2つ集まって対になっています。両親のこの形質を伝えるものは2つに分かれて、その1つずつが子に伝えられ、子ができるときに新しい対ができる。」と唱えた。

分離の法則

対になっている遺伝子は、減数分裂によって分かれて1つずつ別々の生殖細胞に入ります。

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