【高校入試対策】理科予想問題(解答・解説付き)

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【高校入試対策】理科予想問題(解答・解説付き)です。高校入試に向けて理科の得点力をアップさせたい方へ!本記事では、入試によく出る重要分野を中心に予想問題を用意し、詳しい解答・解説付きで解説します。苦手分野の克服や実践力の向上に役立つ内容となっているので、ぜひ挑戦してみてください。効率的に理科の得点を伸ばし、自信を持って入試本番に臨みましょう!

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【問題】高校入試対策理科予想問題

【問題1】図は植物A~Dの全体、もしくは一部を模式的に示したものです。次の問いに答えなさい。
植物の種類問題図
(1)Aのなかまの名称と、そのなかまに含まれる植物の組合せとして最も適当なものを、次の1~4の中から選び、番号で答えなさい。

番号 A 植物
1 シダ植物 ホウセンカ
2 シダ植物 ヘゴ
3 コケ植物 ゼニゴケ
4 コケ植物 イヌワラビ

(2)Bの(あ)の名称を答えなさい。また、その主なはたらきを15字以内で答えなさい。

(3)A~Dについて述べた文として間違っているものを、次の1~4の中から1つ選び、番号で答えなさい。
1  A~Dは、遺伝子としてDNAを染色体に含んでいる。
2  A~Dは、光合成によって養分を合成することができる。
3  AとBは、茎と葉がはっきりと区別できる。
4  CとDは、花粉をつくってなかまをふやす。

【問題2】気象に関する文章を読み、次の各問に答えよ。

短期間のうちに狭い範囲に集中して降る大雨を集中豪雨とよんでいます。集中豪雨は発達した積乱雲がもたらします。水蒸気を含んだ地面付近の( ア )空気が上昇すると、上空の( イ )空気とぶつかり、空気の状態が不安定になり空気の対流が生じます。この時、上空に行くにつれて気温が( ウ )、空気に含まれる水蒸気が( エ )して①雲になります。この雲が積乱雲となります。積乱雲は垂直方向に発達するため、局地的な狭い範囲に激しい雨を降らすのです。
そもそも、雲が発生し降雨をもたらすには湿った空気が必要です。夏の気圧配置は「南高北低」といわれ、日本の南側に②高気圧が居座り、その高気圧から( オ )に風が吹き出しており、それに伴って南から暖かく湿った空気が日本付近に流入してきます。これにより雲ができやすい状態になります。

(1)文中の(ア)~(ウ)に適する語句の組み合わせとして正しいものを右の1~4から1つ選び、番号で答えよ。

番号
1 暖かい 冷たい 上がり
2 冷たい 暖かい 下がり
3 暖かい 冷たい 下がり
4 冷たい 暖かい 上がり

(2)文中の(エ)に適する語句を漢字で答えよ。

(3)文中の(オ)に適する語句を次の1~4から1つ選び、番号で答えよ。
1 北向き
2 南向き
3 時計回り
4 反時計回り

【問題3】下表は、地表付近で起きたある地震について震源と一直線上にある2地点A、Bでの観測結果を示したものである。以下の各問に答えよ。ただし、P波とS波は地震発生時に同時に発生し、この地域の岩石の種類は同じであるとする。

地点 震源からの距離 P波の到着時刻 S波の到着時刻
A地点 60km 11時30分20秒 11時30分25秒
B地点 120km 11時30分30秒 11時30分40秒

(1)この地域のP波の速さは何km/秒か。

(2)この地震の発生時刻を求めよ。

(3)震源から240km離れた地点での初期微動継続時間は何秒か。

(4)地震に関して述べた次のア~エの文のうち、誤っているものを1つ選び、記号で答えよ。
ア 震度は観測地点での地震によるゆれの程度を示したものである。
イ 海底で地震が起こると津波が発生することがある。
ウ マグニチュードは震源から遠ざかると小さな数値になる。
エ 日本付近ではマグニチュードの大きな地震は太平洋側で多く発生している。

【問題4】次の図は人が質量20kgの荷物を、3つの方法で2mの高さまで持ち上げる様子を表したものである。そのまま真上に持ち上げたのが図1、天井に固定した定滑車を用いたのが図2、定滑車と動滑車を用いたのが図3である。ただし、どれも滑車とひもの重さや、それらの摩擦はないものとする。次の各問に答えなさい。
仕事仕事率問題図

(1)図1で人が荷物を持ち上げるのに必要な力は何Nか。次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。
ア 2N
イ 20N
ウ 100N
エ 200N

(2)図2で人が荷物にした仕事の大きさは何か。次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。
ア 4J
イ 40J
ウ 200J
エ 400J

(3)図3で人がひもを引く力は何Nか。また、荷物を2mの高さまで持ち上げる間に人がひもを下向きに引く距離は何mか。

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【解答】高校入試対策理科予想問題の解答・解説

【問題1】
(1)2

Aはイヌワラビ、Bはスギゴケ(雌株)、Cはエンドウ、Dはマツです。

(2)
名称:仮根

主なはたらき:体を地面に固定するはたらき

(3)3

AとBはどちらも種子をつくらず胞子をつくってふえます。また、Aには維管束がありますが、Bには維管束がありません。CとDはどちらも花がさき種子をつくってふえます。

【問題2】
(1)3

空気が上昇して膨張すると温度が下がるため、水蒸気を含んだ空気のかたまりは露点に達し、水蒸気が空気中の小さなちりを凝結核として無数の細かい水滴や氷の粒となって雲ができます。

(2)凝結

(3)3

【問題3】
(1)6km/秒

表より、P波は120km-60km=60kmの距離を、11時30分30秒-11時30分20秒=10秒かかって伝わっています。速さ[km/秒]=距離[km]時間〔秒]=60km÷10秒

(2)11時30分10秒

地震の発生時刻=A地点のP波の到着時刻P波が震源からA地点までの60kmを伝わるのにかかった時間

(3)20秒

表より、B地点の初期微動継続時間は10秒です。初期微動継続時間は、震源からの距離に比例します。

(4)ウ

【問題4】
(1)エ

(2)エ

仕事〔J〕=力の大きさ〔N〕×力の向きに動いた距離=200N×2m

(3)引く力:100N、引く距離:4m

動滑車を使うと、ひもを引く力は図1の1/2倍になりますが、ひもを引く距離は図1の2倍になります。

(4)図2:200W、図3:100W

仕事率〔W〕=仕事の大きさ[J]-時間〔s〕、図2の仕事率=仕事÷2s、図3の仕事率=仕事÷4s

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