【中学理科】試験管の使い方と注意点まとめ|加熱時の向きや安全な扱い方を確認しよう!

試験管の使い方と注意点アイキャッチ画像 中3理科
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中学理科の実験で頻繁に使われる「試験管」。しかし、誤った使い方をすると危険な事故やトラブルにつながることもあります。特に、試験管を加熱する際の向きや持ち方、加熱後の冷まし方など、基本的なルールや注意点を正しく理解しておくことが大切です。本記事では、理科の授業や定期テスト、実験前に押さえておきたい「試験管の安全な使い方と注意点」を、わかりやすくポイントごとに解説します。

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試験管の加熱の仕方

試験管の取り扱い方・注意点

液体の加熱の場合の注意点

試験管に液体を入れて加熱するときは、液体を試験管1/5~1/4(5分の1~4分の1)の量にする。 液体を入れすぎると、液体が沸騰したと き、液体が外に飛び出し、危険である。

  1. 弱火で加熱するときは、試験管を斜めにして炎の中に入れる。液体全体が加熱されるように、小きざみに振る。
  2. 強火で加熱するときは、試験管ばさみを用意して、ガスバーナーで加熱する。アルコールランプの場合は、炎の上から1/3(3分の1)ぐらいの所に試験管の底をあてる。

固体の加熱の場合

固体を加熱するときは、初め弱い炎で試験管全体をあたためてから、熱する部分を加熱する。粉末や固体の物質を加熱するときは、試験管の口のほうを少し低くして加熱する。これは、物質の中に水分が含まれていることが多く、これが試験管の口の近くで水滴となり、この水滴が加熱している部分に流れもどると、試験管が割れることがあるためである。

■ まとめ
試験管は中学理科の実験でよく使われる基本的な器具ですが、その扱い方を誤ると大きな事故につながる可能性があります。今回紹介したように、加熱時の向き・中身の量・持ち方・使用後の処理など、ひとつひとつの注意点をしっかりと守ることが、安全でスムーズな実験につながります。実験前にはぜひこの記事を振り返って、安全確認を怠らずに取り組みましょう。正しい知識と行動で、理科の実験をもっと楽しく、もっと安全に!

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