【中学理科】種子をつくらない植物の要点まとめです。
種子をつくらない植物
植物には、種子植物のほかに、シダ植物やコケ植物のように趣旨をつくらないなかまがあります。
シダ植物の要点
シダ植物には、
- 維管束があり、根、茎、葉の区別がある。
- 葉緑体をもち、光合成をする。
- 胞子でなかまをふやす。葉の裏に胞子のうがあり、その中に胞子が入っている。
- 日かげやしめりけの多いところに生える。茎は、地中や地表にあることが多い。
シダ植物の例:イヌワラビ、ゼンマイ、スギナ、ヘゴ
シダ植物の観察
<手順>
<手順>
- 全体を観察する
- シダ植物の葉は緑色をしています。
- 葉の裏に胞子のうがあります。
- 葉の裏の胞子のうを乾燥させ、ルーペ(または、双眼実体顕微鏡)で観察する。
- 小さくて丸い形をした胞子が飛び出す。
<考察>
- シダ植物は、葉で光合成する。
- 地面から出た部分は、全部葉で、茎は地中にあります。
コケ植物の要点
- 維管束がなく、根、茎、葉の区別がない。
- 体の表面から水を取り入れている。
- 葉緑体をもち、光合成をする。
- 胞子でなかまを増やす。雌株と雄株があり、胞子が雌株の胞子のうにできる。
- 日かげのしめったところに生える。根のように見える仮根は、体を地面に固定するはたらきをしている。
コケ植物の例:ゼニゴケ、スギゴケ
シダ植物とコケ植物の違い
- シダ植物には、維管束があり、コケ植物に、維管束がない。
- シダ植物には、葉・茎・葉の区別があり、コケ植物にはない。
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