【中学歴史】太平洋戦争

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【中学歴史】太平洋戦争についてまとめています。

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太平洋戦争の開始

日本軍がハワイの真珠湾を奇襲攻撃。同時にイギリス領のマレー半島に上陸。こうして、太平洋戦争が始まります。ドイツとイタリアもアメリカに宣戦布告。

第二次世界大戦は日独伊などの枢軸国と米英中ソなどの連合国が戦う世界規模の戦争に発展。日本軍は短期間で東南アジアから南太平洋にかけての大規模な地域を占領。1942年6月のミッドウェー海戦の敗北で、日本語の攻勢は止まり、戦争が長期化していきます。

太平洋戦争…1941年から1945年に、日本がアメリカなどの連合国と戦った戦争
第二次世界大戦…1939年のドイツのポーランド侵攻で始まった世界規模の戦争

日本の南進

武力による南進。援蒋ルートを断ち切り、石油やゴムの資源をねらう。日独伊三国同盟。さらに日ソ中立条約を結び、フランス領インドシナ南部を占領しました。

日本は大東亜共栄圏欧米の植民地支配を打破し、アジアの民族だけで繁栄しようという主張)の建設を唱える。

朝鮮や中国では、人々を強制的に日本に連行し、鉱山や工場などで過酷な労働を強いました。東南アジアでも労働を強制し、物資を取り上げました。これに対して、各地で日本に対する抵抗運動が発生しますが、日本軍が弾圧。

日米交渉の決裂

アメリカは日本への石油の輸出禁止にふみきり、イギリスやオランダも同調。日本を経済的に封鎖する(ABCD包囲陣)を行い、その結果、日本国内では早期に改善すべきという強硬論が高まりました。アメリカが中国とインドネシアから全面撤兵を要求。これにより、東条内閣と軍部は、アメリカの戦争を決意。

国民の動員

全ての国民を投入する総力戦となり、国民の動員が強められる。成人男子で兵士に、徴兵を猶予された文科系の大学生も軍隊に召集される学徒出陣も観光。

中学生、女学生や未婚の女性は、軍事工場など働く勤労動員。都市の小学生は、農村に集団で疎開。軍事用の金属として、なべやかま、寺の鐘まで徴収される。

新聞や雑誌など国民の戦意を高める。政府が情報を統制し、国民は正確な戦況を知らなかった。

イタリアとドイツの降伏

はじめは、枢軸国が有利に戦争を進めていましたが、1942年後半から連合国が反撃を開始します。ソ連がドイツ軍を破り、アメリカ・イギリス軍がイタリアを降伏させます。フランスのパリが解放され、ヤルタ会談(米英ソの首脳が会議を開き、ドイツの戦後処理とソ連の対日参戦をを決める。その後、ドイツが降伏。

日本の降伏

日本軍はガタルカナル島敗北から後退を重ね、1944年7月にサイパン島が陥落し、東条内閣が退陣。1945年3月の東京大空襲から焼夷弾による都市の無差別攻撃が始まりました。沖縄にアメリカが上陸し激しい戦争なり、県民の12万人以上が犠牲になりました。

  • 1945年7月連合国は降伏の条件示すポツダム宣言を発表。
  • アメリカによって、広島(1945年8月6日)、長崎(8月9日)に原子爆弾が投下される。
  • 日本政府は、ポツダム宣言を受け入れ降伏を決め、1945年8月15日に昭和天皇がラジオ放送(玉音放送)で国民に知らせました。

第一次世界大戦を上回る大規模な総力戦となり、戦場と戦場以外の区別が曖昧なりました。都市に対する空襲。敵国の経済的に打撃を与えました。全世界で5千万人以上の死者を出し、軍人よりも民間人の方が多かった。

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