中学英語「接続詞」についてまとめています。
接続詞の要点
接続詞には、等位接続詞(and・but・or・so)と従位接続詞(when・if・because・that)があります。ここでは、接続詞の連語や副詞節を導く接続詞にもふれています。
等位接続詞
and、but、or、soは、以下の例文ように、「語と語」「句と句」「文と文」を対等の関係で結びます。
Ken and I are good friends. (訳:健と私は親友です。)
Do you go by bus or by train? (訳:バスで行きますか、それとも電車で行きますか。)
I didn’t have lunch, so I am hungry. (訳:私は昼食を食べなかったので、お腹がすいています。)
命令文, and…(〜しなさい、そうすれば…)
Hurry up, and you catch the train. (急ぎなさい、そうすれは列車に間に合うでしょう。)
命令文, or…(〜しなさい、さもないと…)
Hurry up, or you’ll miss the train. (急ぎなさい, さもないと列車に乗り遅れますよ。)
従位接続詞
when、if、because、that など、文の中で名詞・副詞の働きをする節を導く。
When I came home, my mother was cooking. 私が帰宅したとき、母は料理をしていました。
If it rains tomorrow, I will stay home. もしあした雨なら、私は家にいます。
I think(that) Yumi is kind.私は、由美は親切だと思います。
- when(~するとき)
- if(もし~ならば)
- because(~だから)
- that(~ということ)
- though(~だけれども)
- while(~する間)
- before(~する前に)
- after(~したあとで)
- since(~して以来)
- till, until(~するまで)
- as(~なので, ~しながら、~のとおりに)
副詞節を導く接続詞
「時」「条件」「原因・理由」などを表す節(主語+動詞がセット)を副詞節という。副詞節を導く接続詞には、「時」を表すwhen(~するとき)、after(~したあとで)、 before(~する前に)、while(~する間)、「条件」を表すif(もし~ならば)、「原因・理由」を表すbecause(~なので)、「譲歩」を表すthough=although (~だけれども)などがある。
接続詞の連語
- not only A but (also) B… AだけでなくBも
- both A and B… AもBも両方とも)
- neither A nor B… AもBもどちらも~ない
- either A or B… AかBのどちらか
- not A but B… AでなくB
- A as well as B… BだけでなくAも
- as soon as ~ ~するとすぐに
- so ~(that) とても~なので…
- not ~ until …. して初めて〜する)
- Such ~ that とても~なので…
接続詞の注意点
【1】接続詞の時制
(その1)一時や条件を表す副詞節では、未来のことであっても動詞は現在形を用いる。
(例文)If it rains tomorrow, I will stay home. (もしあした雨なら、私は家にいます。)
(その2)主節の動詞が過去形になると、that以下の動詞も過去形になる。
(例文)I know that she is sick. (私は彼女が病気であることを知っています。)
→I knew that she was Sick. (私は彼女が病気であることを知っていました。)
【2】thatは省略されることが多い。
if(whether) 「~かどうか」の意味で名詞節を導く。
(例文)Do you know if [whether] he will come. (彼が来るかどうか知っていますか。)
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