中学生が覚えておくべき四字熟語一覧です。高校入試国語でよく出る四字熟語です。
四字熟語
四字熟語の構成・成り立ちをおさえたうえ、覚えていきましょう。日常の生活の中でも使えるようになるといいでしょう。
- 似た意味の二字熟語を重ねる (例)悪戦苦闘
- 反対の意味の二字熟語を重ねる (例)半信半疑
- 上の二字が下の二字を修飾 (例)現状維持
- 上と下の二字熟語が主述の関係 (例)主客転倒
- 四字が対等の関係で並ぶ (例)東西南北
あ行から始まる四字熟語
- 暗中模索(あんちゅうもさく)…あてもなくいろいろ探ること。
- 一日千秋(いちじつせんしゅう)…とても待ち遠しい気持ち。
- 一石二鳥(いっせきにちょう)…1つのことで2つの利益を得る。
- 一朝一夕(いっちょういっせき)…わずかな間。わずかの時日。
- 意味深長(いみしんちょう)…奥に深い意味をもっていること。
- 栄枯盛衰(えいこせいすい)…栄えたり衰えたりすること。
か行から始まる四字熟語
- 我田引水(がでんいんすい)…自分に都合よく取り計らうこと。
- 疑心暗鬼(ぎしんあんき)…疑い深いこと。
- 喜怒哀楽(きどあいらく)…人間のすべての感情。
- 空前絶後(くうぜんぜつご)…過去にも今後にも例がないこと。
- 公明正大(こうめいせいだい)…公平で正しいこと。
- 言語道断(ごんごどうだん)…もってのほかのこと。
さ行から始まる四字熟語
- 自画自賛(じがじさん)…自分で、自分をほめること。
- 自業自得(じごうじとく)…自分のしたことの報いを受ける。
- 取捨選択(しゅしゃせんたく)…よいものを取り悪いものを捨てる。
- 枝葉末節(しようまっせつ)…あまり大切でない部分
- 針小棒大(しんしょうぼうだい)…ものごとを大げさに言うこと。
- 晴耕雨読(せいこううどく)…しばられずに自由に生活すること。
- 絶体絶命(ぜったいぜつめい)…逃げられないような困難な立場。
- 千載一遇(せんざいいちぐう)…めったにないようなこと。
- 千差万別(せんさばんべつ)…さまざまに違っていること。
た行から始まる四字熟語
- 大器晩成(たいきばんせい)…大人物はおそく大成すること。
- 大同小異(だいどうしょうい)…それほど大きな違いがないこと。
- 単刀直入(たんとうちょくにゅう)…すぐに重要なことにはいること。
- 朝令暮改(ちょうれいぼかい)…命令がすぐに変わること。
- 東奔西走(とうほんせいそう)…あちらこちらを駆け回ること。
は行から始まる四字熟語
- 馬耳東風(ばじとうふう)…人の意見や批評を聞き流すこと。
- 半信半疑(はんしんはんぎ)…本当かどうか迷うようす。
- 美辞麗句(びじれいく)…美しく飾り立てた言葉。
- 付和雷同(ふわらいどう)…自分の意見がなく人に賛成する。
ま行から始まる四字熟語
- 満身創痍(まんしんそうい)…体中が傷だらけであるさま。
- 未来永劫(みらいえいごう)…これから先、未来にわたって永遠に果てしなく続く長い年月。
- 無二無三(むにむさん)…たった一つ。わき目もふらずに物事を行うさま。
- 無味乾燥(むみかんそう)…味わいやおもしろみがないこと。
- 明鏡止水(めいきょうしすい)…邪念がなく、澄みきって落ち着いた心境。
や行から始まる四字熟語
- 優柔不断(ゆうじゅうふだん)…ぐずぐずして決断できないこと。
- 有名無実(ゆうめいむじつ)…評判はよいが、実績のないこと。
- 用意周到(よういしゅうとう)…用意が行き届いていること。
ら行から始まる四字熟語
- 利害得失(りがいとくしつ)…利益になることと損失になること。
- 竜頭蛇尾(りゅうとうだび)…初めは勢いが盛んだが、終わりになると振るわなくなること。
- 臨機応変(りんきおうえん)…その場の変化に応じて処理すること。
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