【中学英文法】関係代名詞の要点まとめ

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中学英語「関係代名詞」についてまとめています。

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関係代名詞の要点

関係代名詞は、〈接続詞+代名詞)の役割を持ち、2つの文をつなぐ働きをする。関係代名詞以下の節(節=主語・動詞を含むまとまり)の中で、主語や目的語として働く。主格の関係代名詞、目的格の関係代名詞、所有格の関係代名詞があります。

主格の関係代名詞

【1】主格の関係代名詞(人)
whoは、先行詞が「人」の場合に使い、続く文の中で主語の働きをする。

(一般的な文)I have a friend. She lives in London. (訳:私には友だちがいます。彼女はロンドンに住んでいます)
(関係代名詞)I have a friend who lives in London. (訳:私にはロンドンに住む友だちがいます。)

who以下から戻るように訳をします。 (主格) 修飾される(代)名詞(a friend)を「先行詞」という。関係代名詞に続く動詞は、先行詞の人称・数に一致させる。

【2】主格の関係代名詞(人以外)
whichは、先行詞が「人」以外の「物」・「動物」のときに使う。

(一般的な文)I have a dog. It can swim. (訳:私は犬を飼っています。その犬は泳ぐことができます。)
(関係代名詞)I have a dog which can swim. (訳:私は泳ぐことのできる犬を飼っています。)

【3】主格の関係代名詞(that)
thatは、先行詞が「人」の場合でも,人以外の「物」・「動物」の場合でも使うことができる。ただし、次のような場合はthatを使うことが多い。
I have a doll that was made in France.(訳:私はフランス製の人形を持っています。)

who・先行詞に、形容詞の最上級や the first / the last / the only /which the very / the same / all / every / no などの限定語句がつく場合。
This is the fastest train that runs from Tokyo to Osaka.(訳:これは東京から大阪まで走る最も速い列車です。)

■ 関係代名詞で始まる節の文中での位置
関係代名詞節は、先行詞の位置によって、文中にきたり文の終わりにきたりする。特に先行詞が文の主語のときは、関係代名詞節が文の途中に入る
This is the letter which came yesterday.(訳:これはきのう来た手紙です。)
The letter which came yesterday is from my mother. (訳:きのう来た手紙は母からです。)

目的格の関係代名詞

関係代名詞 who(m), which, that は「目的格」の関係代名詞として使われる。目的格の関係代名詞は、続く文の中で目的語の働きをする。

(一般的な文)This is the picture. Yumi took it. (訳:これは写真です。由美がその写真を撮った)
(関係代名詞)This is the picture which Yumi took. (訳:これは由美がとった写真です。)
※itは不要。

➊目的格の関係代名詞(人)
who(m)先行詞が「人」の場合に使う。
That is the man who (m) I met yesterday. (訳:あちらは私がきのう会った男の人です。)

➋目的格の関係代名詞(人以外)
which先行詞が「物」・「動物」の場合に使う。
This is the picture which Yumi took. (訳:これは由美がとった写真です。)

➌目的格の関係代名詞(that)
先行詞が「人」の場合でも、「物」・「動物」の場合でも使うことができる。先行詞が「人」の場合、whomは文章体でかたい表現なので、ふつうwhoやthatが使われる。
The man that I saw yesterday was kind. (訳:私がきのう会った男の人は親切でした。)

➍目的格の関係代名詞は省略できる。
This is the cake I made.(訳:これは私が作ったケーキです。)

■前置詞+関係代名詞
(1)This is the house (which) she lives in. (訳:これは彼女が住んでいる家です。)
(2)This is the house in which she lives. (訳:これは彼女が住んでいる家です。)

(1)の文では、This is the house. と She lives in it. を1文にしたもの。 目的格の関係代名詞(which)は省略できる。一方で、(2)の文のように、前置詞+関係代名詞になっているとき、関係代名詞は省略できない。またこの場合whoは使えない。関係代名詞thatの前に前置詞を置くことはできない。

所有格の関係代名詞

(一般的な文)I have a friend. His father is a doctor.
(関係代名詞)I have a friend whose father is a doctor. (訳:私にはお父さんが医者をしている友だちがいます。)
「I have a friend.」と「His father is a doctor.」を1文にしたもの。whoseはhis,her,itsなど所有格の代名詞と接続詞の働きをする。

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