中学英語「使役動詞」についてまとめています。最後に練習問題もありますので、ご活用ください。
使役動詞の要点まとめ
使役動詞make, let, haveなどの動詞を使役動詞といい、「使役動詞(V)+目的語(O)+原形不定詞 (C)」で、「~に…させる「してもらう/させてあげる」という意味を表す。
【1】I made him do the work.(訳:私は彼にその仕事をさせました。)
【2】He won’t let me go.(訳:彼は私を行かせてはくれないでしょう。)
【3】I had Jim repair my watch.(訳:私はジムに腕時計を修理してもらいました。)
【4】I had my watch repaired at that shop.(訳:私はその店で腕時計を修理してもらいました。)
知覚動詞と同様、OとCは主語と述語の関係にある。
I had Jim repair my watch.(← Jim repaired my watch)
I had my watch repaired at that shop. (← my watch was repaired at that shop)
使役動詞の受動態
使役動詞を受動態にして「~させられる」などの意味を表すときは、原形不定詞ではなくto不定詞になる。
I made him do the work.
→ (受動態)He was made to do the work(by me).(訳:彼はその仕事を(私に)させられました。)
使役動詞と五文型
第5文型を作る「make,call,name」という使役動詞。第5文型は、「主語+動詞+目的語+補語」の文型です。「~を~にします」の意味を表します。特に「make,call,name」は第5文型をつくる動詞として使われます。
The news made me happy.(訳:そのニュースは、私を幸せにした。)
I call him Ken.(訳:私は、彼をケンと呼ぶ。)
I call the cat Ken.(訳:私は、その猫をケンと名付けた。)
使役動詞の練習問題
次の文の空所に< >から適語を選び、必要ならば適する形にかえて書きなさい。
< call find name keep make >
(1)私たちはこの部屋を暖かくしておきました。
We ( ) this room warm.
(2)その知らせを聞いて彼女は悲しくなりました。
The news ( ) her sad.
(3)彼の名前はロバートです。私たちは彼をボブと呼びます。
His name is Robert. We ( )him Bob.
(4)私はその問題がとても難しいとわかりました。
I ( ) the problem very difficult.
(5)彼らは自分たちの赤ちゃんを太郎と名づけました。
They ( ) their baby Taro.
使役動詞の練習問題の解答
(1)kept
(2)made
(3)call
(4)found
(5)named
以上が、中学英語「使役動詞」となります。
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