三好達治の詩「大阿蘇」は、熊本・阿蘇山 やその周辺の草原に降る雨、そしてそこにたたずむ馬の群れという静かな情景を通じて、自然の雄大さや時間の流れ、そして「今、この瞬間」にすら永遠のような重みを感じさせる作品です。詩は、雨、馬、山――三つの大自然の営みを淡々と描写することで、読む者に風景の中への没入と、時間や存在の深さへの気づきを与えます。
定期テストでは、描写表現、語句の反復の効果、題名の意味、詩の主題、さらには詩全体の構成とリズム感などが問われる可能性があります。本記事では、「大阿蘇」で押さえておきたい鑑賞の視点や表現技法のポイントを整理し、定期テストに向けた予想問題をまとめました。詩の静けさと深さを味わいながら、しっかり準備を進めましょう。
・詩に使われている表現技法を確認しよう。
・作者の思いを想像しながら読みましょう。
大阿蘇の定期テスト対策予想問題
教科書の「大阿蘇」を読んで、次の問いに答えなさい。
問1 「雨の中」とあるが、どのような雨ですか。最も適切なものを次のア~エより一つ選び、記号で答えなさい。
ア いつまでも降り続いている、ものさびしい様子の雨。
イ 周囲もよく見えないような、激しい横なぐりの雨。
ウ 雨粒が目に見える風情を感じる雨
エ 降ったりやんだりする、包み込むような恵みの雨。
問2 「馬の群れ」とあるが、馬たちの多くはどのようにしていますか。二十字以内で書きなさい。
問3 「草をたべている 草をたべている」で用いられている表現技法を次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 比喩
イ 反復
ウ 倒置
エ 対句
問4 「けじめもなしにつづいている」とあるが、つづいているのは何と何であるか。それぞれ、十字以内で詩より抜き出しなさい。
問5 「もしも百年が この一瞬の間にたったとしても 何の不思議もないだろう」とあるが、ここから作者のどのような思いが読み取れるか。自分で考えて書きなさい。
大阿蘇の定期テスト対策予想問題の解答
問1 ア
問2 (例)雨の中に立って濡れながら草を食べている。
問3 イ
問4
・重っ苦しい噴煙
・空いちめんの雨雲
問5 (例)目の前に広がる自然の光景が、永遠に変わらないような思い。
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