【中学国語】俳句鑑賞の要点まとめ

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中学国語(高校入試対策の国語)の「俳句鑑賞のポイント・解き方」についてまとめています。俳句は、五・七・五の十七音の中に、日本人の季節感を鋭く詠み込んだ世界一短い定型詩です。詩や俳句とどうよう、作者の感動を読み取ることがポイントです。それでは、高校入試対策・国語「俳句鑑賞のポイント・解き方」です。

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俳句鑑賞のポイント

俳句には、季語があるので、句の中に季語を見つけて、その季節をとらえることが大切です。

季語

季節を表す言葉で、一句に一つよむことが原則です。

  • 時候…夏近し(春)、春待つ(冬)
  • 天文…露(秋)、木枯らし(冬)
  • 動物…蝉(夏)、赤とんぼ(秋)
  • 生活…咳(冬)、海水着(夏)
  • 行事…七夕(秋)、卒業(春)

俳句の表現形式

  • 俳句の基本的な形…五・七・五の三句十七音からなる。これを定型といいます。
  • 破調(字余り・字足らず)…五・七・五の定型を破り、過不足のあるものです。
  • 自由律俳句…五・七・五の定型や季語の有無などにこだわらない俳句です。

切れ字

切れ字は、俳句の意味の切れ目に使う語。調子を整え、感動の中心を示す働きがあります。「や・かな・けり・か・ぞ」などがあります。

区切れ

区切れは、内容やリズムの上で句が暮れることです。切れ字のつくことが多いです。

  • 初句切れ 五/七・五
  • 二句切れ 五・七/五
  • 中間切れ 五・七(/)・五
  • 区切れなし 五・七・五

情景を含む

俳句では、重要な語以外はすべて省略されているので、季語を中心に一字一句の意味やはたらきをひっかりとらえて、省略された語を補いながら、情景を想像することが大事です。

主題をつかむ

「切れ字」のついた言葉に注目して感動の中心をとらえて、情景と作者の心情の結びつきを理解しておく必要があります。また、季節も重要なので、季節特有の風物や気候をつかんでいきましょう。

以上が、高校入試対策・国語「俳句鑑賞のポイント・解き方」です。

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