中学地理「アフリカ州」

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中学地理「アフリカ州」についてまとめています。アフリカ州に関して、気候、貿易、文化、農産物、鉱産物、経済などにふれています。それでは、中学地理「アフリカ州」をみていきましょう。

アフリカ州の自然

アフリカの自然環境は、広大な大地が広がる大陸で、赤道を挟んで南北約8000kmの範囲に広がります。大部分は標高1000m以上の高原や台地で、東部にはキリマンジャロやキリニャガ(ケニア)山など火山も見られます。北東部のナイル川は、世界最長の川で、古くから内陸と湾岸を結ぶ重要な交通路でした。

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アフリカの気候

赤道を挟んで南北に、熱帯、乾燥帯、温帯の気候が広がります。

  • 赤道付近の東部…熱帯で、雨季と乾季があります。
  • コンゴ盆地やギニア湾沿岸…熱帯で一年中雨が多く、熱帯林が広がります。キャッサバなどのいも類やバナナがよく育ち、主食になっています。
  • 赤道からやや離れた地域…乾燥帯で、赤道から離れるにつれて、草原から砂漠になっていきます。北回帰線付近には、世界で最も広い砂漠であるサハラ砂漠が広がります。
  • 大陸の北端(地中海沿岸付近)・南端付近…温帯で、小麦やぶどうが栽培する地域もあります。

アフリカの歴史

アフリカの歩みは、ヨーロッパ人の交易と奴隷であり、金や象牙など豊かな資源や珍しい産物が多かったため、16世紀頃からヨーロッパ人が交易に訪れます。しかし、19世紀半ばから多くのアフリカ人が奴隷として、南北アメリカに連れていかれ、アフリカ自体の発展の大きな痛手になりました。

ヨーロッパによる植民地化

19世紀後半から20世紀前半にかけて、ほとんどの地域でヨーロッパ諸国に産業や政治を植民地とし支配され、民族の分布を無視して境界線が引かれました。1つの民族が分断されたり、複数の民族が同じ植民地にまとめられたりしました。20世紀後半に多くに国が独立しましたが、植民地の境界線をそのまま国境とした例も多く、現在も民族間の争いが続く地域もあります。

現在のヨーロッパのつながり

今でもアフリカからヨーロッパへ働きに行く人が多いです。一方で、植民地された歴史をもつ国が団結して、国際的に意見を主張しようとする動きも見られます。

南アフリカ共和国の変化

かつては、「アパルトヘイト(人種隔離政策)」によって少数の白人が多数の黒人を支配しました。1990年代の初めに廃止され、1994年には、初めて黒人が大統領になりました。現在でも白人と黒人の間には経済的な格差があります。

アフリカの文化と言語・宗教

  • 文化…多くの民族が固有の文化を持ちます。ジャズやサンバなど。
  • 言語・宗教…サハラ砂漠より北では、アラビア語が使われています。宗教は、イスラム教がほとんどです。サハラ砂漠より南では、言語が民族によって様々で、互いに通じないこともあるため、植民地時代から使われてきた英語やフランス語などを共通の言語にする国も多いです。植民地時代の影響で、キリスト教を信仰する人も多いです。

アフリカの産業

輸出用の脳作物と鉱産資源があります。

農産物

ガーナなどは、植民地時代に輸出するための設備が設置され、プランテーションとよばれる大規模農園で生産する農産物の輸出が発展しました。コートジボワールやガーナのカカオ、ケニアの茶などは、独立した現在でも重要な輸出品です。

豊富な鉱山資源

金、ダイヤモンド、銅などの採掘は、ヨーロッパ諸国による植民地支配目的の一つでもありました。ナイジェリアやアンゴラなどでは、独立後に石油、天然ガスなどの開発をしています。近年では、最近の工業に欠かせないレアメタル(希少金属)をめあてに中国やインドなどの企業が進出しています。

アフリカの自立

経済の安定化の努力…アフリカにわずかな種類の農産物や鉱産物の生産・輸出に偏ったモノカルチャー経済の国が多いです。作物のでき、価格、売れ行きに変動があるため国の経済が安定しないという課題があります。

経済を安定させるために、

  • 作物の種類を増やす
  • 工業化をめざす
  • 観光業など新たな産業を興すこと

などが考えられます。また、ヨーロッパ以外との経済的な結びつきを強めるなどの動きが見られます。

アフリカ諸国の輸出品

  • ナイジェリア…原油
  • コートジボアール…カカオ豆、石油、石油
  • ザンビア…銅、鉄鉱石が上位を占めている

カカオ豆のような農産物、原油と鉄鉱石などのような鉱産物の輸出に頼っている傾向です。天候や景気により価格が変動し、経済が安定しないということがわかります。

適正な価格での取引で発展途上国の人々が生活を守り、環境に配慮した持続可能な発展に繋げようとするフェアトレードによる貿易の対象品がアフリカで多く生産されています。

安全な水の供給

世界には安全の水を得られない人々が10億人以上いるといわれ、特にアフリカに多いです。日本のJICA(国際協力機構)は青年海外協力隊を派遣し、水道や井戸など設置や管理を行ったり、それらができる人の育成や衛生教育の支援などを行ってたりしています。

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