【中学地理】覚えておきたい世界の山脈一覧です。
覚えておきたい世界の山脈一覧
世界の陸地は、高さや起伏から、おもに山地、高原、平地に分けられる。人々の生活のおもな舞台である平地は陸地の約4分の1をしめる。陸地のうち、地殻が不安定で、過去に造山運動がおきた。現在もおきている地域を造山帯という。
このうち、古い時期に造山運動がおきた地域(古期造山帯)は、現在は比較的なだらかな山脈になっており、これにはアパラチア山脈やウラル山脈などがある。現在も造山運動がつづいている新期造山帯にはアルプス・ヒマラヤ造山帯と太平洋造山帯がある。
アルプス・ヒマラヤ造山帯
アルプス・ヒマラヤ造山帯はユーラシア大陸の南を東西に連なる造山帯で、アルプス山脈やヒマラヤ山脈などが含まれる。
環太平洋造山帯
大平洋をとりまく環太平洋造山帯は、アンデス山脈、ロッキー山脈、日本列島、ニュージーランドなどからなる。これらの地域では、活発な地殻変動によって大規模な地震がしばしばおこり、火山活動もさかんである。
新期造山帯以外の地域は、地震や火山の活動がない安定大陸で、浸食や風化により平たんな地形が広がっている。
プレートテクトニクス
地球の表面は、一定方向動く十数枚の岩盤(プレート)におおわれている。このプレート同士がぶつかる境界部では、はげしい地殻変動がおこり、地震や火山活動が活発である。
このようなプレートの動きにより山脈の形成や地震などがおこるとする考え方を、プレートテクトニクスという。日本列島の東にある 日本海溝は、海洋プレートが大陸プレートの下に沈みこもところである。
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