「ドント方式って、どうやって議席を分けているの?」と悩んでいる中学生も多いはず。比例代表制で使われる「ドント方式」は、政党ごとの得票数を使って議席数を公平に分配するしくみです。中学公民ではこの方法のルールと計算がよく出題されるので、しっかり理解しておきましょう。本記事では、ドント方式の考え方・手順・注意点をわかりやすく解説し、実際の計算に挑戦できる練習問題も用意しています!
ドント方式での選出
ドント方式とは、ベルギーの法学者ドントが考え出した議席割り当てのための計算方式で、各政党の得票数を、1、2、3…の整数で割り、数が大きい順に議席を配分する方式です。
参議院・衆議院の比例代表選挙などに用いられています。議席数が決まったあとの各党の当選者は、比例代表名簿への登載者の上位から決まっていきます。
ドント方式の練習問題
現在、比例代表制では、得票数に応じた議席配分の方法として「ドント方式」が採用されています。定数9の比例代表制において、各政党の得票数は資料の通りであったとき、各政党の獲得する議席数を求めよ。
ドント方式の練習問題の解答・解説
A党4議席・B党3議席・C党1議席・D党1議席
以上が、【中学公民】ドント方式での選出の仕方・求め方(比例代表制)です。
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