中学英文法でよく出る「It is 形容詞 for 人 to ~」の構文は、一見難しそうに見えますが、パターンを覚えてしまえば簡単に使いこなせるようになります。この構文は「~することは(人)にとって○○だ」という意味で、自分の考えや感じ方を表すときによく使われます。この記事では、この構文の基本的な形や語順、よく使われる形容詞と例文をわかりやすくまとめました。テスト前の復習や英作文の練習にもぜひ役立ててください!
不定詞の構文というべき文法です。入試でも、並び替えや長文のキーセンテンスとしてよく使われる構文なのでしっかり習得していきましょう。
It is (for)toの要点
It is 形容詞 (for) 形容詞 to 不定詞は、「~にとって、~することは~だ。」いう文となり、Itはto以下をさす形式的な主語なので、訳しません。(to以下が真の主語となります)
- It is easy to speak English.=To speak English is easy. (訳:英語を話すことは簡単です)
Itは、主部が長くなるのを避けるために用いられる仮の主語です。
It is easy for me to speak English.(訳:私にとって英語を話すことは簡単です。)
不定詞の意味上の主語
「~にとって、~が」を加えるときは、forをtoの前に置きます。
- It is easy for me to speak English. (訳:私にとって英語を話すことは簡単です。)
この文の不定詞の主語は「私」。
It is 性質の形容詞 of 人 to
It isの次がgood、kind、foolish、careless(不注意な)、wise(賢明なる)などの性質を表す形容詞」の場合は、forのかわりにofを使います。
- It is very kind of you to help me.(訳:手伝ってくださってありがとうございます。)
It takes + 時間 + to
「~するのにかかる」としたい場合は、「It takes+時間+to~」を使います。
- It takes ten minutes to go to the station. (駅まで行くのに10分かかります。)
以上が、中学英語「It is (for) toの文」となります。
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