中学公民「人権思想の成立」

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中学公民「人権思想の成立」についてまとめています。人権思想の成立によって、近代革命の理論的支えとなります。人権思想成立後、革命がおき、人権宣言や憲法で人権保障されていきます。

人権(基本的人権思想)のめばえ

イギリスでめばえた人権思想で、すべての人が生まれながらに基本的人権を持つという考えは、13世紀以来、絶対的な国王の権限を制限するたたかいが行われました。

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自由獲得の成果

国王の持つ逮捕権や課税権などを制限した、13世紀はじめのマグナ・カルタ(1215)に始まり、17世紀後半の権利章典では王権の制限を確立し、国民の信教・言論の自由などが定められました。

ロック・モンテスキュー・ルソー

17世紀末から18世紀中ごろに活躍した人権と民主政治の思想家です。かれらは、近代革命(国王の 支配する政治や世の中のしくみをつくりかえること)の理論的支柱となりました。

  • ロック…イギリスの思想家ロックは著書「統治二論(市民政府二論)」で、すべての人間は生命・自由・財産という自然権をもっていて、この自然権を守るため、人々に社会契約によって国家をつくったと考え、人民の代表者による議会政治を説きました。
  • ルソー…ロックの考えをさらに発展させ、徹底した人民主権(国民主権)論を主張したのがフランスの思想家ルソーです。
  • モンテスキュー…権力分立の考えはロックが説きました。ロックは立法権と執行権(行政権)の分立と、立法権の執行権に対する優越を説きました。この主張を受けつぎ、三権分立論に発展させたのが、フランスの思想家モンテスキューです。

人権の基礎の確立

  • アメリカ独立宣言(1776)…アメリカ東部13州がイギリスから独立することを宣言した文書です。国民の自由・平等の人権を強くうたい。政府の目的がこの人権保障にあること、圧政を行う政府に対する国民の革命権などを表明しています。
  • フランス人権宣言(1789)…フランス革命の勃発に際して発せられました。革命の理念(自由・平等・博愛)をうたうとともに、国民主権、所有権の不可侵、圧政への国民の抵抗権、権力分立制など、18世紀までの人権思想が集大成されています。

まとめ

ロック、モンテスキュー(法の精神で三権分立を主張)、ルソーらが提唱。その後、18世紀の近代革命(アメリカ独立戦争・フランス革命)

  • 19世紀…財産権の保障から、資本主義経済が発展。貧富の差、劣悪な労働条件などが問題化により、普通選挙運動、労働運動が高まりました。
  • 20世紀…各国で普通選挙権を認める動きがおこり、ドイツのワイマール憲法で「人間に値する生存(生存権)」など社会権が初めて保障されました。

確認高校受験対策・公民「人権のまとめ」

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