中学公民「企業の役割と労働者の権利」

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中学公民「企業の役割と労働者の権利」についてまとめています。企業の役割と労働者の権利に関して、企業の種類、企業の規模、労働、働き方の環境などにふれています。それでは、中学公民「企業の役割と労働者の権利」です。

企業の役割と意義

資本主義経済は、企業が資本を使って、利潤を目的に生産活動を行う経済。

  • 企業の役割…商品やサービスを生産する役割を専門的に担う。
  • 企業の目的…利潤を得ることを目的する。利潤を増やすため、新製品の開発、設備投資、他企業の合併・買収などを行う。

企業の種類

  • 公企業…利益を目的としない地方公営企業(水道・交通など)、特殊法人(NHK)など。
  • 私企業…利潤を目的とする民間企業、農家、個人商店など個人企業と複数の人が資金を出してつくる法人企業に分けられる。
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株式会社

代表的な法人企業

  • 株式会社制度…株式を発行して得られた資金をもとに設立。出資者は株主と呼ばれ、株主総会に出席して経営方針に関する議決ができる。また、利潤の一部を配当として受け取る権利を持つ。
  • 株式会社の変化…法人企業が他の法人企業の株主となり、経営権をにぎる例が増えている。
  • 株式の売買…一定の要件を満たした企業の株式が証券取引所で売買される。(証券会社が仲介)。市場の参加者は株価の変化や配当目的に売買を行う。

現在の日本の企業

企業の規模

中小企業による経済の活性化が起きています。大企業に負けない技術力を持つ企業が多いです。情報通信企業の技術革新(IT革命)によってビジネスチャンスを得て、インターネット関連事業など新事業に進出するベンチャー企業があります。

国際競争

グローバル化の中、国際競争にうちかつため新技術の開発で外国企業との連携、経営の効率化をすすめている。アジアなどの海外に現地籍の企業をつくる多国籍企業も見られます。

企業の社会的責任

企業の規模の拡大とともに、企業の社会的責任も大きくなる。教育・文化・環境保全などの面で社会貢献。

働くことの意義と労働者の権利

労働の意味

  • 働く見返りに賃金をもらうこと
  • 夢や理想を叶えること
  • 客に喜んでもらえること
  • 多くの人と共に働くことで社会に参加すること

労働者の権利

  • 労働者と企業の関係…労働者は労働力と商品として提供し、企業から賃金を受けとる。企業の方が強い立場にあるため、労働者は団結して賃金・労働時間などの労働条件を交渉する。
  • 労働者の権利…労働組合を結成し、労働条件の改善を企業に要求するようになる。日本では労働三法(労働基準法・労働組合法・労働関係調整法)を制定。
  • 労働条件の改善…日本の労働時間はしだいに短くなったが、残業時間は先進工業国の中でも多い。仕事と生活を調和させるワークライフバランスの必要。
  • 労働災害…生産現場での事故、事務作業の機械化によるストレス、労働者の過労死・自殺などが問題となっている。

働きやすい職場を築くために

古い労働のあり方は、同じ企業で定年を迎えるまで勤め上げる終身雇用や勤めた年数により賃金が上昇する年功賃金があります。新しい労働のあり方として、能力主義、成果主義の賃金。転職する人が増える。

  • 雇用の形態…アルバイト・パート・派遣労働者・契約労働者などの非正規労働者が増加。経済情勢が悪くなると安易に契約を打ち切られることが多いです。職業訓練などのセーフティネットの整備が必要。
  • 外国人労働者…グローバル化・少子化とともに外国人労働者の存在が重要となる。
  • 労働者の生きがい…就職・仕事の面で不利な扱いを受けることが多い障がい者・高齢者・女性などが、仕事を通して社会に参加できる道を広げなければならない。
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