【中3国語】論語の定期テスト予想問題

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論語の定期テスト予想問題です。

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【問題】論語の対策問題

【問1】論語(学びて時にこれを習う)

論語

論語

上の文章を読み、次の問いに答えなさい。

【1】この文章は「子」とその弟子たちの言行録の一部である。
(1)「子」の名前と (2)言行録の名前を書きなさい。

【2】A~Dは、いずれかから生まれた四字熟語がある。A~Dより記号で選び、その四字熟語を答えなさい。また、その意味を次の中から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 古い事を研究し、それを基に新しい知識や見解を得るということ。
イ 古いものは時代を超えた価値をもち、常に時代の先端を行くということ。
ウ 古いものを守るよりも、新しい事を取り入れる方が大事だということ。
工 古い事にこだわっていると、新しい時代に取り残されるということ。

【3】傍線部②説と⑧殆を意味に合うように同じ読みの漢字一字で書き替えなさい。

【4】③と④それぞれの現代語訳として最も当てはまるものをそれぞれ選びなさい。
③また楽しからずや
ア 楽なことはない
イ とても楽しみなさい。
ウ 楽しくない
エ 楽しくなりたい

④慍みず
ア 恨まない
イ 温かくない
ウ 不満を言わない
エ 文句を言う

【5】傍線部①「これ」とは何を指しているか。その内容を表している言葉を本文より漢字一字で抜き出しなさい。

【6】傍線部⑤「君子」とはどのような人のことか。一つ選び、記号で答えなさい。
ア 徳の高い人格者
イ 権力のある人
ウ 優れた思想家
エ 昔の偉人

【問2】論語(衛霊公)
文章を読んで、問いに答えなさい。

①子(し)曰(い)わく、「過(あやまち)て改(あらた)めざる、是(これ)を過(あやまち)と謂(い)う。」と。

・子曰わく、「②君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。」と。

・子曰わく、「学びて思わざれば則ち③罔(くら)し。思いて学ばざれば則ち④殆(あや)ふし。」と。

・子曰わく、「⑤之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず」と。

・子曰わく、「学びて時に⑥之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。⑦朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや。人⑧知らずして慍(うら)みず、亦君子ならずや。」と。

(1)下線部の「子」とは誰のことか、漢字二字で答えなさい。

(2)下線部の「君子」とはどのような人であるか、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 顔つきや体格がりっぱで美しい人。
イ 人格や見識が高く、徳のある人。
ウ 王や諸侯など、人を支配する人。
エ 人を良い方向に導く人。

(3)「君子」とは対照的な人を表す言葉を、文章中から二字で抜き出しなさい。

(4)下線部③罔(くら)しの意味を簡潔に書きなさい。

(5)下線部④殆(あや)ふしの意味を簡潔に書きなさい。

(6)下線部⑤「之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」とありますが、「知る者」「好む者」「楽しむ者」の中で、最も望ましいとされるのはどれか、答えなさい。

(7)下線部⑥「之」はどのようなことを指していますか。5字で答えなさい。

(8)下線部⑦「朋」とは、ここではどのような「朋」だと考えられますか。次のア~エより1つ選び、記号で答えなさい。
ア 苦難を共にしてき親しい友。
イ かつてはライバルであった友。
ウ 同じ学問を志す友。
エ 違う道を目指すことになった友。

(9)下線部⑧「知らずして」とは、どのような意味か。次のア~エより1つ選び、記号で答えなさい。
ア 覚えてくれなくても。
イ 関わりをもってくれなくても。
ウ 認めてくれなくても。
エ 何もわからずとも

【解答】論語の定期テスト対策問題の解答

【問1】
【1】(1)孔子(2)論語
【2】B 温故知新 ア
【3】②喜 ③危
【4】③イ ④ウ
【5】学
【6】ア

【問2】
(1)孔子
(2)イ
(3)小人
(4)本当に理解に到達していない
(5)危険である
(6)楽しむもの
(7)学んだこと
(8)ウ
(9)ウ

論語の要約とテスト出るポイント

「論語」は、中国の哲学者孔子の言行録で、弟子たちとの対話を通じて教訓が述べられています。主な主題は仁徳や政治のあり方であり、君主や臣下、家族関係における倫理が重要視されます。中でも、誠実で謙虚な態度、学びの重要性、礼儀正しい行動、公正な判断が大事であると説き、これらを実践することで良き人間関係や社会秩序の構築ができるとしています。

  • 忠実な臣下のあり方:衛霊公は忠誠心と信頼性を重んじ、君主に対して誠実であることが臣下としての美徳とされています。
  • 謙虚な態度:論語において、衛霊公は謙虚さを強調しており、他者の意見や助言を受け入れ、自らの誤りを改める姿勢が重要とされています。
  • 学問と修養の重要性:教育や学問を通じて人格を磨くことが重要視され、君主や臣下が自らを向上させる努力を惜しまないことが強調されています。
  • 礼儀正しい行動:礼儀正しさや品位を持ち、社会の中での適切な振る舞いが求められています。これが、人間関係の円滑な構築に寄与するとされています。
  • 正義感と公正な判断:衛霊公は公正な判断や正義感を持つことが重要であり、君主としての役割を果たす上で偏りのない判断が求められています。

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