中学公民「社会集団の中で生きる私たち」

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中学公民「社会集団の中で生きる私たち」についてまとめています。人間は社会集団の中で協力して生きています。また、集団生活で生じた問題においては、解決に必要なのは効率と公正であることは大事であり、きまりの目的と方法を考えることも必要です。そのあたりについて、詳しく記述しています。それでは、中学公民「社会集団の中で生きる私たち」です。

社会集団の中で生きる

私たちは、さまさまざまな社会集団に属し、その一員として生きている。だれも一人では生きていくことはできず、社会集団の中で協力しながら生活している。こうしたことから、人間は社会的存在であるといわれる。社会集団では、憲法に「すべて国民は、個人として尊重される。」とあるように、だれもが自由で平等な人間として尊重されることが必要である。しかし、人にはそれぞれ個性があり、考え方も利害も異なっている。そのため、社会集団の中で何かを決めようとするときに、さまざまな意見が出され対立が生じることがある。こうした対立は、家族をはじめ地域社会、さらに国と国との間でも生じる。

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対立

対立がおこった場合、そのままにしておくことは対立が深まるばかりであり、トラブルの原因となることもある。その解決のためには、お互いが納得して受け入れられる解決策を求めて話し合いを行い、合意をめざす必要がある。

効率と公正

社会集団の中で、対立を解決して合意をめざすには、当事者の話し合いによって解決策を考える必要がある。しか し,その解決策はだれもが納得できるものでなければならず、その判断になる考え方が効率と公正である。

解決策には、

使用した時間やお金、労力などが無駄なく使われて、だれもが納得できることがたいせつで、これが効率ということである。話し合いには、だれもが対等の立場で参加し、だれもが決定に参加できること(手続きの公正さ)と、不当に扱われることがないようにすること(機会・結果の公正さ)が大切である。公正とは,こうした2つの考え方からなっている。

きまりをつくる

社会生活を送るうえで必要なことは、トラブルを調整したり解決策を考えたりするだけではなく、トラブルがおこらないように、前もって集団の中できまり(ルール, 規則) をつくっておくことである。

家庭の中での約束ごとをはじめ、商品の売買での契約、スポーツでのルール、国家間の条約にいたるまで、私たちの社会にはさまざまなきまりがつくられている。決められたきまりは守る義務があり、守らないときは責任が問われる。

社会の秩序

社会の秩序は、このように決められたきまりを守ることによって保たれている。きまりの決め方には、全員一致で決める方法と多数決で決める方法があるが、多数決で決めるときは, じゅうぶんな話し合いを行い, 原案に修正を入れるなど少数意見も尊重することがたいせつである。また、きまりは社会集団の 状況の変化に応じて見直すこともたいせつである。

まとめ

  • 効率と公正…皆が納得できるかどうか判断するための考え方として効率と公正(手続きの公正さや機会や結果の公正さ)がある。
  • きまり…対立が起こるのを防ぐために作る約束事。作るときは、権利・義務・責務を明確にすることが大事。
  • 決定の仕方…全員で話し合って決定、複数の代表者で話し合って決定、一人で決定などがあります。
  • 採決の仕方…全員一致と多数決があります。多数決では結論を出す前に十分に話し合いをして、少数意見の尊重が大切です。
  • 決まりと評価と見直し…状況の変化に応じて決まりを見直し、変更することも大切です。

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