中学国語「小説・物語文の読解問題対策」要点まとめノート

シェアする

スポンサーリンク

中学国語・読解「小説の主題のつかみ方」についてまとめています。主題をつかむためには、場面や登場人物の心情の変化を捉え、主たる人物の生き方、考え方を通して、主題を読み取ることが大事です。また、表現の特徴に注目して、場面の描かれ方を押さえていく必要があります。それでは、中学国語・読解「小説の主題のつかみ方」です。

主題

作者がその文章全体を通して表現しようとしていること。

  • 主たる人物の生き方、考え方を通して表現されることが多い。
  • 表現の特徴に注目して、場面の描かれ方を押さえると、捉えやすくなる。
スポンサーリンク

小説の主題の捉え方

  1. 場面や出来事を押さえて登場人物のおかれている状況を理解する。
  2. 登場人物の心情や心情の変化、人物像を捉える。
  3. やま場(話が最も盛り上がるところ。クライマックス)に注目する。
  4. やま場では、主たる人物が、強く心を動かされていることが多い。
  5. 主たる人物の生き方、考え方から、作者が伝えようとしていることをつかむ。

表現に注意

  • 文章の書き方 文末表現→文体=常体(引き締まった感じ) 敬体(丁寧な感じ)
  • 現在形(生き生きとした描写) 過去形(冷静な描写)
  • 一文の長さ→長い(落ち着いた印象)、短い(緊張感のある印象)
  • 多く使われている言葉→漢語/和語/カタカナ/会話文」

同じ事物でも、表現・表記の違いで印象は、大きく異なる。

表現技法

比喩(直喩・隠喩・擬人法)/反復/対句、体言止め/ 倒置など

  • 語りの視点…誰の目線で物語が描かれているか。
  • 物語の語り手になっている人物が主人公とは限らない。

表現については、文章中の言葉遣い、表現技法、誰の目から見て書かれているか(視点)などに注目する。書かれている内容については、選択肢ごとに、文章中の内容と照らし合わせて確認する。

心情

心情を、直接・間接的に示している表現に注目することがポイントです。また、登場人物の心情(心情の変化)を、理由も含めて読み取り、登場人物の特徴や考え方などをつかみ、人物像を捉えることも大切です。話が展開していく中で、出来事に対して登場人物がどう感じているか、とのように思いが移り変わっているかを、その理由も含めて読み取る。

心情の捉え方

  1. 直接心情を表す表現に注目する。(例)ユミは心からうれしいと思った。
  2. 人物の行動・様子・会話などに注目する。
    <例>
    ・私は深いためいきをついた。(行動)→落胆
    ・姉は、本番を前にそわそわと落ち着きがなかった。(様子)→緊張
    ・「あなたの顔など二度と見たくない。」と強く言った。(会話)→怒り
  3. 情景描写に注目する。 (礼)地上にはあたたかな太陽の光が降り注いでいた。 →幸せ、喜びなど、明るく穏やかな気持ち

人物像

人物像は、外見や年齢など、事実として読み取れることを押さえたうえで、性格や考え方などの目に見えないものについて読み取る。

人物像の捉え方

  1. 事実として読み取れること(年齢・職業・外見的な特徴・立場など)を捉える。
    (例)私が教室に入って席につくと、同じ野球部のヒロシが近づいてきた。→ユウト=野球部に所属
  2. 目に見えないもの(性格・考え方・価値観など)を捉える。
    ・性格や考え方を直接表す言葉など(例)あきこは、昔からどちらかというと引っ込み思案なほうだった。
    ・出来事に対する行動パターン、人への接し方、物事に対する感じ方など (例)友人の受けた不当な扱いに、私は心底腹を立て、猛然と抗議した。 →友達思い・正義感が強い など

場面

物語の展開をつかむために、場面を正確に捉えることや情景・描写の働きを知り、場面の様子を踏まえて人物の心情を捉えることが大事です。場面とは、物語が展開されているその場の様子のことを指します。

場面の捉え方

次の要素を押さえることがポイントです。

  1. 時(いつ)
  2. 場所(どこ)
  3. 登場人物(誰)
  4. 出来事(どうした)

の4点です。

場面の変化の捉え方

次のような状況の変化に注目することが大事です。

  1. 時間の経過
  2. 場所の移動
  3. 人物の登場や退場
  4. 新しい出来事の発生

などです。場面の変化に対応して、登場人物の様子や言動、心情が変化していきます。そこで、場面の変化と合わせて人物の心情の変化をつかむと、物語の展開を捉えることができます。

情景

情景とは、登場人物の目を通して描かれる風景や場面のことを指します。 そして、情景では、その人物の心情が反映されます。

(例)空には灰色の雲が広がっていた。→どんよりとした気持ち

情景描写を通した心情の捉え方

描写された情景のイメージを捉えることが大事で、描かれている時間帯や季節、色彩や音、使われている言葉のイメージなどに注目することで捉えることができます。。

場面の様子や、視点となる人物の状況を読み取ることで、同じ情景ても見る人の状況によって見え方、描かれ方が異なることがあるがわかります。

(例)

  • 夏の太陽がまぶしかった。→夏の明るさ、開放感
  • 夏の太陽がジリジリと照りつける。→夏の厳しい暑さ、苦しみ
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク
トップへ戻る