【中1国語】朝のリレーの定期テスト予想問題|出題傾向とポイントを徹底解説!

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この詩は、地球上の異なる地域での朝の様子を描写しながら、世界中の人々が時間を共有していることを表現しています。​例えば、カムチャッカの若者が眠っているとき、メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っているといった具合です。​これにより、「この地球では/いつもどこかで朝がはじまっている」というメッセージが伝えられています。

3つのポイント
・主題は、同じ地球に住んでいる人間として、地球を守っていくと仲間だということ。平和を願っている、人間の無意志の連帯など。
・題名の朝のリレーは、朝にリレーするのではなく、朝がリレーしていくという意味。
・倒置法、暗喩などの表現技法を理解しよう。
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朝のリレーの定期テスト対策予想問題

教科書の「朝のリレー」を読んで次の問いに答えなさい。

問1 「それはあなたの送った朝を」とあるが、「それ」とは何か、詩の言葉を使って書きなさい。

問2 「朝のリレー」の用語・形式を答えなさい。

問3 「朝のリレー」の詩で、作者が読み手に伝えたかったことはなんですか、次から1つ≒で選びなさい。
ア 地球上のそれぞれの文化や生活を尊重するべきだということ。
イ 世界には貧しい生活をしている人もいることを忘れてはならないこと。
ウ 地球は一つしかなく、朝から夜へと1日を大事にしてほしいということ。
エ 地球に住む全員が、地球を守っていく仲間だということ。

朝のリレーの定期テスト対策予想問題の解答

問1 どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってること(音)

問2 口語自由詩

問3 エ

朝のリレーの押さえておきたいところ

  • 作者:谷川俊太郎
  • 詩の形式:口語自由詩(現代語で書かれ、音数や形式に縛られない)
  • 構成:2連構成(1連目:1~10行目、2連目:12~18行目)
表現技法と注目ポイント
  • 対句:「○○の△△が□□しているとき/●●の▲▲は■■している」という構造が繰り返され、異なる地域の人々の様子を対比しています。
  • 隠喩:「朝をリレーする」という表現で、朝の到来をバトンの受け渡しに例えています。
  • 倒置法:「ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと」という文の語順を入れ替えることで、リズムと強調を生み出しています。
テストで問われやすいポイント
  • 詩の形式や構成:口語自由詩であること、2連構成であることなど。
  • 表現技法の理解:対句や隠喩、倒置法の使用例とその効果。
  • 語句の意味:「柱頭(ちゅうとう)」「経度(けいど)」「交替(こうたい)」などの語句の読みや意味。
  • 詩の主題の把握:地球規模での人々のつながりや、想像力の重要性についての理解

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