中学1年の理科では、「花のつくりと受粉のしくみ」を学びます。その中でも、虫媒花・風媒花・水媒花・鳥媒花は、花粉を運ぶ媒介者の違いによって分類される重要な知識ポイントです。虫媒花はチョウやハチなどの昆虫によって、風媒花は風によって、鳥媒花は鳥、水媒花は水によって花粉が運ばれます。
この記事では、それぞれの花の特徴(色・形・香り・花粉の量や重さなど)をわかりやすく比較しながら、定期テストや入試でよく出るポイントや語句の覚え方までしっかり解説します!
【種子植物】花粉の受粉の方法
種子植物の中でも、雄しべから雌しべへの受粉するのを媒介してくれるのが花粉ですが、その運び手の違いによって、虫媒花・風媒花・水媒花・鳥媒花の4つに分類されます。
虫媒花

虫媒花の虫によって花粉が運ばれ、受粉が行われる花のことをいう。虫媒花の植物は、花の色、におい、蜜などで虫を引きよせることによって、 少量の花粉で受粉ができるようになっている。花粉は昆虫のからだにつきやすいようにベトベトしていたり、ぼこぼこした形になっています。
- 受粉…めしべの柱頭におしべの花粉がつくこと。やがてめしべの子房は果実になり、子房の中の胚珠は種子になります。
風媒花

風によって花粉が運ばれ、受粉が行われる花のことをいう。風媒花の植物は、多量の花粉を空中に散布しないと受粉できないため、花粉は小型になっている。風で空気中を飛びやすいように、花粉はさらさらとしていて空気袋がついています。
水媒花

水の流れによって花粉が運ばれ、受粉が行われる花のことをいう。カナダモ、クロモなどの水生植物に見られ、水上や水中に花を咲かせることで受粉が行われるようになっている。
- 単細胞生物…ゾウリムシ、ミドリムシ、ミカヅキモ
- 多細胞生物…ツバキ、オオカナダモ、ヒト
鳥媒花

鳥によって花粉が運ばれ、受粉が行われる花のことをいう。花の色は赤いものが多く、じょうぶで固く、花の咲いている時期が長い。花粉を運ぶ鳥として、世界ではハチドリが有名で、日本ではメジロやヒヨドリがあげられる。
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