【中学理科】マグマの性質と火山の形の関係です。
マグマの性質と火山の形の関係
マグマのねばりけと火山の形、色を見ていきましょう。
マグマのねばりけが弱い火山(盾状火山)
穏やかに溶岩を流し出す噴火が起こり、傾斜のゆるやかな形になる。火山灰や岩石の色は黒っぽい。たとえば、アウナロア、キラウエアなど。
マグマのねばりけが中間の火山(成層火山)
傾斜のきつい形。たとえば、浅間山、桜島など。ねばりけが中程度の安山岩質マグマの活動でできる。溶岩の流出と火山灰の噴出を交互にくり返してできる。富士山や浅間山などがある。
マグマのねばりけが強い火山(溶岩ドーム)
激しい爆発をともなう噴火が起こり、溶岩がもり上がって、おわんをふせたような形になる。火山灰や岩石の色は白っぽい。ねばりけの非常に高い流紋岩質マグマの活動でできる。非常に激しい爆発をしたり、火砕流を発生させたりする。昭和新山や雲仙普賢岳などがある。
マグマの固まった岩石
鉱物は、天然にある一定の化学組成をもつ物質で、火山灰やマグマが固まってできる岩石にふくまれている。
カルデラ
火山の山頂のくぼんだ地形で、直径2km以上のもの。噴火でマグマが出てしまい、陥没してできるものが多い。阿蘇山や箱根などがある。
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