【中学生用】古文の読解の仕方のポイント

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高校入試対策国語の中でも、「よく出る古文の読解の仕方」についてまとめています。主語を補ったり、助動詞を注意したりしながら吟味しながら読解していくことがポイントです。それでは、高校入試対策・国語「よく出る古文の読解の仕方まとめ」です。

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古文の読解の留意点

  1. 主語をとらえる(探る)
  2. 登場人物を把握
  3. 会話をとらえる(会話文を見抜く)
  4. 助詞をとらえる
  5. 助動詞をとらえる
  6. 係り結びに注意

主語をとらえる

  • 主語を示す助詞「が」「は」は省略されていることが多い。
  • 主語自体もしばしば省略されます。

詳しく学ぶ中学古文「主語・助詞の省略の見抜き方」

登場人物を把握

登場人物の数・名前などをとらえる(敬語に着目して、人物の身分関係をとらえることも大事)

会話をとらえる

会話文や心の中で思ったことが書かれたあとには、「と」「とて」があります。
詳しく学ぶ中学古文「かぎかっこのない会話文の見つけ方」

助詞

  • ば…「已然形+ば」→~ので、~からという確定の情景を表します。/「未然形+ば」→~ならばという仮定の条件を表します。
  • が…連体修飾語を表すことがあります。
  • の…主語を表すことがあります。

助動詞

  • き・けり…過去・詠嘆を表します。
  • たり・り…完了・存続を表します。
  • む(ん)…意志・推量を表します。
  • ず…否定を表します。

係り結びの法則

文中に「ぞ・なむ・や・か・こそ」という助詞がくると、述語をあるきまった形を結ぶこと用法。

  • 「ぞ・なむ・や・か」→連体形で結ぶ
  • 「こそ」→已然形で結ぶ

詳しく学ぶ中学古文「係り結びの法則」

古文のジャンル

説話や随筆などでは、文章の後半に作者の考えが書かれていることが多いです。話だけで、作者の感想がない場合は、話の展開や結末を正確におさえ、そこから作者の感動した点を考えて、主題をとらえることが大切です。

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よく出る作者

吉田兼好(兼好法師)

鎌倉時代を代表する知識人です。和歌だけでなく、儒教や老荘思想にも通じ、その教養と高い知性を背景に随筆「徒然草」を著しました。

清少納言

平安時代を代表する女流作家です。一条天皇の皇后定子に仕えるかたわら、その深い教養と高い知性を発揮して、宮中生活で経験したことを随筆「枕草子」に著しました。

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