高校入試対策・国語の「よく出る古典単語・古語の意味」についてまとめています。入試でも、よく出題される古典単語や古語の意味ですが、普段より口語訳や語注を参考にして、知識を増やしていくことも大切です。
よく出る古典単語・古語の意味
- 現代語にない古文特有の語
- 現代語と意味の異なる語
- 月の異名
の3つに分けて覚えていきましょう。
現代語にない古文特有の語
- あいなし…つまらない、おもしろみがない
- あさまし…意外だ
- いと…たいへん、とても
- いとど…いよいよ
- いとほし…気の毒だ
- いみじ…非常に、りっぱに
- げに…本当に、まったく
- くちをし…残念だ
- こぞ…去年、昨年
- つきづきし…ふさわしい
- つれづれ…退屈だ
- ねんごろなり…親切である
- やむごとなし…大切である
- つと…じっと、急に
- ひねもす…一日中
- わりなし…しかたがない
- めづ…愛する
- ものす…何かをする
- よすが…頼りとするもの
現代語と意味の異なる語
- あからさま…ついちょっと
- あきらむ…はっきりさせる
- あやし…不思議だ
- ありがたし…めずらしい
- あはれ…しみじみとした趣がある
- をかし…風情がある
- かなし…かわいい
- うつくし…かわいらしい
- うしろめたし…心配だ、不安だ
- おこなふ…仏道修行をする
- おとなし…大人らしい
- おどろく…目を覚ます
- おろかなり…いいかげんだ
- おぼえ…思われること
- かしこし…おそれ多い
- かはゆし…はずかしい気がする
- ことわり…筋道、道理
- さらなり…言うまでもない
- はづかし…立派だ
- ののしる…大声で騒ぐ
- なかなか…かえって
- なほ…やはり
- まもる…じっと見つめる
- まめなり…まじめだ
- めでたし…すばらしい
- やがて…そのまま、すぐに
- ゆかし…行きたい、見たい、聞きたい。
月の異名
- 1月:睦月(むつき)
- 2月:如月(きさらぎ)
- 3月:弥生(やよい)
- 4月:卯月(うづき)
- 5月:皐月(さつき)
- 6月:水無月(みなつき)
- 7月:文月(ふづき・ふみづき)
- 8月:葉月(はづき)
- 9月:長月(ながつき)
- 10月:神無月(かみ(かん)なづき)
- 11月:霜月(しもつき)
- 12月:師走(しわす)
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