中1理科の重要用語一覧(定期テストよく出る編)です。
理科のよく出る重要用語(中1)
中1理科の生物分野の用語
- 柱頭…めしべの花柱の先。
- 子房…めしべの根もとのふくらんだ部分
- 胚珠…子房の中にある小さな粒
- やく…おしべの先の小さな袋。花粉が入っている。
- 離弁花…花弁が互いに離れている花。(例)アブラナ、サクラ、エンドウ、オオアラセイトウ
- 合弁花…花弁がくっついている花。(例)ツツジ、アサガオ、タンポポ、ヒマワリ
- 雌花…子房でなく、胚珠がむき出しでりん弁についている。
- 雄花…りん片は花粉のという袋がついていて、中には花粉が入っている。
- 被子植物…胚珠が子房の中にある種子植物。(例)アブラナ、エンドウ、サクラ
- 裸子植物…子房がなく、胚珠がむき出しになっている裸子植物。(例)マツ、イチョウ、スギ、ソテツ
- 光合成…植物の葉が日光を受けてデンプンなどの養分をつくるはたらきです。
- 細胞…生物の体を形づくる小さな箱のようなものです。
- 蒸散…根から吸い上げられた水が、植物の体から水蒸気として放出される現象
- 道管…根から吸収した水や水に溶けた無機養分の通り道。
- 師管…葉でつくられた養分(有機養分)の通り道。
- 維管束…道管と師管の集まり。 茎の維管束は葉につながり、葉の維管束を葉脈といいます。
- 主根…茎から直接のびた太い根を主根
- 側根…手根から出る細い根を側根
- ひげ根…茎の根もとから広がるたくさんの細い根
- 双子葉類…子葉が2枚の被子植物
- 単子葉類…子葉が1枚の被子植物
- 合弁花類…花弁がくっついている双子葉類 (例)ツツジ、アサガオ、タンポポ、キク
- 離弁花類…花弁が離れている双子葉類 (例)アブラナ、サクラ、エンドウ、ホウセンカ、バラ
中1理科の化学分野の用語
- 有機物…砂糖のように、炭素をふくみ、加熱すると黒くこげて灰になったり、燃えて二酸化炭素を発生したりする物質
- プラスチック…石油などを原料としてつくった、成形しやすい物質
- 密度…一定の体積あたりの質量のこと
- 質量…上皿てんびんなどではかる物質の量
- 酸素…二酸化マンガンにうすい過酸化水素水(オキシドール)を加える。
- 二酸化炭素…石灰石に塩酸を加える。
- 一酸化炭素…酸素が十分にない状態で有機物が燃えたとき発生。非常に有毒で、色もにおいもない。
- 硫化水素…火山ガスや温泉にふくまれる腐卵臭をもつ有毒な気体。水に少し溶け酸性を示します。
- 二酸化硫黄…硫黄をふくむ物質が燃えて発生。無色で刺激臭があり有毒。漂白剤や硫酸の原料になる。
- アンモニア…塩化アンモニウム、水酸化ナトリウム、水を順に加える。
- 水素…亜鉛にうすい塩酸を加える
- 融点…固体が溶けて液体になるときの温度。(例)水=0℃、パルミチン酸=63℃、エタノール=-115℃。
- 沸点…液体が沸騰して気体になるときの温度。(例)水=100℃、パルチミン酸351℃、エタノール=78℃。
- 蒸留…液体を沸騰させて気体にし、それをまた液体にして集める方法
- 溶質…水などの液体に溶けている物質。(例)砂糖、食塩、硝酸銅、エタノール、塩化水素。
- 溶媒…溶質を溶かしてる液体。(例)水、エタノール。
- 溶液…溶質が溶媒に溶けた液体。溶媒が水の溶液を特に水溶液といいます。
- 溶解度…一定の水に溶ける物質の最大の量
- 飽和水溶液…物質が溶解度まで溶けている水溶液。
- 結晶…規則正しい形をした固体
- 再結晶…一度溶かした物質を再び結晶として取り出すこと
中1理科の物理分野の用語
- 光源…太陽や電灯、ろうそくのように自ら光を出すもの
- 反射の法則…鏡で光が反射するとき入射角と反射角が等しくなるという法則
- 乱反射…身のまわりにある物体の表面は、平らのようでも実はでこぼこしています。光が物体にあたると1つ1つの光は反射の法則によって反射しながら、いろいろな方向に反射する反射のこと
- 光の屈折…異なる物体の境界面で光が折れ曲がって進む現象
- 全反射…反射光がガラスは水から空気へ進むとき、入射角を大きくすると屈折せずに境界面で全部反射する現象
- 音源…振動して音を発しているもの。
- 凸レンズ…光を屈折させて集めるはたらきがあります。
- 焦点…凸レンズの軸(光軸)に平行な光が凸レンズで屈折して集まる点。焦点は凸レンズをはさんで等しい距離に2点ある。
- 焦点距離…凸レンズの中心から焦点までの距離。
- 実像…スクリーンに光が実際に集まってできる像。
- 虚像…光が集まらずレンズを通して見える像。
- 弾性力(弾性の力)…弾性(変形した物体が元に戻ろうとする性質)によって生じた力。机の上に物体があるときも、机を物体にはたらく重力でわずかに変形し、弾性力が生じます。
- 摩擦力(摩擦の力)…ふれ合っている物体の間で、物体のはたらきをさまたげるようにはたらく力。
- 磁力(磁石の力)…磁石と鉄などの物質、磁石と磁石の間にはたらく力。
- 電気の力…物体どうしをこすり合わせたときに生じる電気によってはたらく力。
- 重力…地球がその中心に向かって物体を引く力。地球上のすべての物体にはたらいている。
- フックの法則…ばねやゴムのような弾性をもつ物体の変形の大きさが、加えた力に比例する関係
- 重さ…物体にはたらく重力のことで、場所によって変わります。ばねばかりではかり、単位はNを使います。
- 質量…物体の分量のことで、場所が変わっても、変化しません。上皿てんびんではかります。単位は、Kg、gを使用。
中1理科の地学分野の用語
- 火成岩…マグマが冷えて固まった岩石
- 火山岩…マグマが地表や地表近くで急速に冷えて固まった岩石。(例)流紋岩、安山岩、玄武岩
- 深成岩…マグマが地下でゆっくり冷え固まった岩石。(例)花こう岩、せん緑岩、はんれい岩
- 斑状組織…火山岩のつくり。大きな鉱物の結晶(斑晶)が粒のよく見えない部分(石基)に散らばっている。斑晶はマグマが地下にある時からすでに結晶として成長したもので、石基やマグマが地表近くに上昇して急に冷やされたために大きな結晶になれなかったものです。
- 等粒状組織…深成岩のつくり。同じくらいの大きさの鉱物きっちり組み合わさっていて、石基の部分がない。マグマが地下で長い時間をかけてゆっくり固まったため、鉱物がすべて大きな結晶に成長している。
- 震源…破壊が始まった点
- 震央…震源の真上の地表の点
- 震源域…震源断層(破壊されて岩盤がずれた場所)付近の岩石が破壊されて領域。
- 液状化…砂や泥でできたやわらかい土地が、地震により大きく揺れ、土砂と水を吹き出す現象。
- 津波…大規模な地震により、海底が大きく変動して発生する波。
- 初期微動…はじめの小さな揺れ。速さの速い波(P波)による揺れ。
- 主要動…あとに続く大きな揺れ。速さの遅い波(S波)による揺れ。
- 初期微動継続時間…P波とS波が届くまでの時間の差。
- 震度…地震によるある地点での地面の揺れの程度です。震度計で観測して決められ、次の10段階に分けられます。0,1,2,3,4,5弱,5強,6弱,6強,7。震度は、ふつう震源から遠く離れるについて小さくなるが、地盤の性質などにより、同じ距離でも異なるがある。
- マグニチュード(M)…地震の規模の大きさを表す単位。数値が大きいほど地震のエネルギーは大きいです。Mの数値が1つ大きくなるとエネルギーは約32倍になります。
- 活断層…くりかえし活動した証拠があり、今後も活動して地震を起こす可能性がある断層。
- 風化…地表の岩石が、長い間に気温の変化や水のはたらきなどによって、表面からくずれている現象。
- 浸食…風化していもろくなった岩石を削る。風や流水のはたらき。
- V字谷…浸食によってできた、川の両側が切り立った深い谷。
- 扇状地…流れがゆるやかになったところに土砂が堆積してできる、扇形の平らな土地。
- 三角州…土砂が堆積してできる、河口付近にみられる三角形の低い土地。
- 露頭…がけの道路のわきなど、地層が地表面に表れているとこと。層の切り口がしま模様になって見える。
- しゅう曲…地層に力がはたらいて、おし曲げられたもの。
- ボーリング…機械で大地に穴を掘って、地層の試料を取り出すこと。この方法で詐取した試料をボーリング試料といいます。
- 柱状図…1枚1枚の層の重なり方を柱状に表したもの。
- かぎ層…火山灰の層のような、地層の広がりを知る上で目印となる層。
- 示相化石…地層が堆積した当時の環境を示す化石。
- 示準化石…地層が堆積した年代を示す目印となる化石。
- 海嶺(かいれい)…海底にそびえる大山脈。ここでつくられた海のプレートが両側に広がっていく。
- 海溝(かいこう)…海底に溝状にへこんだ地形。海のプレートが沈み込む場所である。
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