【中学理科】有機物と無機物のちがいをわかりやすく解説|燃やす実験・二酸化炭素との関係もまとめて理解!

有機物と無機物アイキャッチ画像 中1理科
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中学理科では、「有機物」と「無機物」のちがいを理解することが、化学の基本を学ぶ第一歩です。「どちらも物質なのに、なぜ分けるの?」「燃やすとどう違うの?」と疑問に感じる人もいるかもしれません。この記事では、有機物と無機物の定義や特徴、代表的な例、そして実験でよく出る燃焼時の違いや二酸化炭素の発生など、テストに出やすいポイントをやさしく解説します。

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有機物

有機物と無機物の例
有機物は、炭素を含む物質で、砂糖のように、加熱すると黒くこげて炭になったり、燃えて二酸化炭素と水ができることが有機物の特徴である。また、生物と無関係そうな物質であるプラスチックも有機物である。その原料が、大昔の生物の死がいなど(有機物)が変化した原油だからである。

植物・動物と有機物

植物は無機物から有機物を生成できるが、動物は有機物を他の生物からとり入れるだけで、つくることはできない。ただし、有機物を別の有機物につくりかえることはできる。自然界では、有機物(炭水化物・志望・タンパク質など)はほとんど生物の体内でつくられ、呼吸やからだをつくるために使われます。

有機物の燃焼

有機物を燃焼させると、次の2つの物質が発生します。

  • 二酸化炭素(CO2)…石灰水が白くにごったことからわかる
  • 水(H2O)…集気びんの内側が白くくもったことからわかる

また、二酸化炭素と水が発生したことから、有機物には次の2つの原子が含まれているとわかります。

  • 炭素原子C…二酸化炭素(CO2)が発生したことからわかる
  • 水素原子H…水(H2O)が発生したことからわかる

有機物は炭素Cと水素Hを含む化合物であることがわかります。

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無機物

無機物は、食塩・金属・ガラスなど、炭素を含まない物質である。無機物は燃えないものが多い。また燃えても、二酸化炭素や水ができない。ただし、炭素や一酸化炭素、二酸化炭素、炭酸カルシウムなどは炭素を含む物質であるが、無機物に分類される。

まとめ

有機物 無機物
砂糖 食塩
エタノール ガラス
ろう
デンプン
酸素
プラスチック アルミニウム

有機物と無機物のちがいは、見分けるポイントを押さえれば難しくありません。燃焼実験や気体の発生に関する内容もあわせて覚えておくと、テストや実験での理解が深まります。この記事を参考に、理科の基礎力をしっかり身につけていきましょう!

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