中1数学「一次方程式文章題」定期テスト対策予想問題です。中学1年生の数学でつまずきやすい単元のひとつが「一次方程式の文章題」です。定期テストでは、ただ式を解くだけでなく、「状況を読み取って式を立てる力」が問われるため、しっかりとした対策が必要です。この記事では、よく出るパターンをもとにした予想問題とその解き方をわかりやすく解説しています。テスト本番で得点につながるポイントを押さえて、苦手を克服しましょう!
一次方程式文章題の定期テスト対策予想問題
次の問いに答えなさい。
(1)ある数を3倍して1をひいた数は、xに4をたして2倍した数と等しくなる。ある数のxを求めよ。
(2)りんごが9個入った箱と12個入った箱が合わせて23箱ある。これらの箱に入っているりんごの個数の合計が240個であった。このとき、りんごが 9個入った箱の数と12個入った箱の数をそれぞれ求めよ。
(3)あるクラスで調理実習をするのに, 材料費を集めることになった。1人300円ずつ集めると,材料費が1300円不足し、1人400円ずつ集めると, 2000円余る。このクラスの人数を求めよ。
(4)A地点から16km離れたB地点へ行くのに,はじめは時速12kmで走り、途中から時速4kmで歩き、2時間30分かかった。このとき、歩いた道のりを求めよ。
(5)5円硬貨の枚数は、10円硬貨の枚数の5倍で、金額の合計は210円である。このとき、10円硬貨の枚数を求めよ。
(6)1本70円の鉛筆と1本120円のボールペンを合わせて15本買ったら、代金は1350円であった。このとき、買った鉛筆とボールペンの本数をそれぞれ求めよ。ただし、消費税は考えないものとする。
(7)1個70円のりんごを何個かと、1個40円のみかんをりんごの個数の半分だけ買い、100円の箱に入れてもらったところ、代金の合計が1900円になった。買ったりんごの個数を求めよ。
(8)Aさんは、友人と近所の幼稚園の「もちつき大会」に参加した。つくったもちを園児に分けるのに、1人に5個ずつ分けると45個余り、7個ずつ分けると9個たりない。園児の人数と、つくったもちの個数をそれぞれ求めよ。
一次方程式文章題の定期テスト対策予想問題解答・解説
(1)x=9
(2)9個入った箱…12箱, 12個入った箱…11箱
9x-12(23-x)=240 これを解いて、x=12
12個入った箱は、23-12-11(箱)
(3)33人
300z +1300=400x-2000
これを解いて、
x=3
(4)7km
(5)6枚
10x+5×5x=210
x=6
(6)鉛筆9本、ボールペン6本
70x +120(15-x)=1350
これを解いて、x=9
(7)20個
りんごを2x個、みかんをx個買ったとすると、
70×2x+40x+100=1900
x=10
よって、りんごの個数は、2×10=20(個)
(8)園児27人、もち180個
5個ずつ分けたとき、5x-45(個)
7個ずつ分けたとき、7x-9(個) と2通りに表せる。
5x+45=7x-9
x=27。
もちの個数は、5×27+45=180(個)
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